2年程前に胆のう摘出、摘出した胆のうから癌が発見されたが、播種により癌細胞は広がってしまっていることや78才で心臓疾患もあるため、肝臓手術などを行ってもリスクが大きい代わりに完治が見込めないことから経過を観察していくことになりました。
先日具合が悪くなり、救急車で搬送されたのですが、検査の結果癌が転移・進行して、手の施しようがない状態だという事でした。肝臓の腫瘍が原因で胆汁が流れない状態となり一時は黄疸がひどく危険な状態でしたが、現在はカテーテルで減黄という処置をしていただき黄疸は落ち着いています。
今後についてどうしていくかという判断を迫られている状態なのですが、ひとつは余命何カ月という診断のもと、もう何もせず症状が出たときに対処していくか、もうひとつは抗がん剤治療を行ってみるかという選択です。
高齢で体力的なことを考えると抗がん剤治療は苦しいし、リスクが高い割に成果を求めることが非常に厳しく、苦しい思いをしながら数カ月の延命がせいぜいであろうとのことでした。
もちろん完治までは考えていませんが、抗がん剤治療などによって、やはり万に一つも今の状態で何年とか何カ月とかの延命の可能性を求めることは不可能なのでしょうか。