以前、慢性の紅斑について相談させていただいた者です。
腹部に難治性の1センチ程度の紅斑が出来、ステロイドで一度治癒したものの、再発したため生検し、結果が出たのでご相談です。結果は以下です。
組織所見
表皮境界部に空胞変性、リンパ球浸潤を読めます。真皮浅層の血管周囲には軽度リンパ球浸潤を伴います。表皮細胞の壊死は確認されません。
superficial perivascular dermatitis with epidermal dermatitis
change,
interface
の像で、リンパ球に異型はなく菌状息肉症を示唆する所見は乏しいです。滴状類乾癬の可能性は鑑別に挙げられます。
No evidence of malignancy
臨床診断
駆幹類乾癬の疑い
↑上記が組織検査の結果報告です。
この結果は、類乾癬で間違いないという結果なのでしょうか?
主治医は類乾癬と言っていました。
ただの湿疹であって欲しいと思っていたのですが、完全に湿疹ではないという結果なのでしょうか?しばらく同部位には何も塗らずに経過観察していますが、再発無しです。
ただ、他の部分に、たまに1、2ミリ程度の湿疹のような紅斑がたまに出来ては、すぐ治るものや1ヶ月くらいして治るものができる事もありますが、ただの毛穴の炎症のような気もします。
身体に少し何か現れる度に、全て類乾癬かなと思ってしまいます。
とにかく上記の病理結果は、類乾癬と思って間違いないのでしょうか?
そうであれば、どの辺りがその根拠になる部分でしょうか?
添付した写真は、最初に相談させて頂いた元々の生検部位ではなく、たまに現れる小さな紅斑です。元の生検部位の写真は初回の相談のところに載せています。
よろしくお願い致します。