53歳男性、173センチ、70キロ、体脂肪20%、ここ数年の検診では基準を超える血液検査値はありません。登山とボード、アマチュア自転車競技が趣味です。先月26日、いつもの自転車チームと練習走行中(50キロ程走行)、ハンドルを持ち替えて上体を起こした際、めまいを感じたので路肩に停車。そのままへたり込み、意識を失ってしまいました。今思えば、30分ぐらい前から軽い後頭部痛がありました。救急車(到着には5分ほど)の中で意識が戻りましたが、視覚と聴覚は正常であるものの、身体は動かず、話せず、呼吸は苦しいという「閉じこめ症候群」に陥り、病院でCTを撮るまでの小一時間続きました。右側椎骨動脈解離と診断され、そのまま入院、先日までの4週間はベッド安静という毎日でした。幸いなことに自覚できる麻痺は今のところ見られません。入院中、MRIやCT、頸部エコー検査を数回受け、倒れて3日後には一端再閉塞した患部であったそうですが、その後バイパスとなる側湾動脈が発達し始め、最終的には、未発達であった左側椎骨動脈の血流が右側を超え始めたと教えられました。現在はプレタールを朝夕に服用、経過観察をしていこうということです。 そこで質問を3つお願いします。原因が特定できないでおりますが、自転車の乗車姿勢の変化は誘因であり、主因ではないのでしょうか。今後、何に気をつけたらよいのか心配です。 二つ目は、今も軽い頭痛やクラクラ感があったりして頭部の不快感を時々抱くのですが、治癒過程では当然あることなのでしょうか。三つ目ですが、予後についてです。同じ病気の追跡調査が十分になされていないのと、みすみすリスクを起こすことをされる方はいないという理由で、ボードや自転車などのスポーツは今後されない方が賢明だろうと言われたことが残念でなりません。永久にできないと考えるべきなのでしょうか。以上、よろしくお願いいたします。