別居の78歳の母が、硬い便がなかなか出ず、力んだはずみで、感覚として肛門周囲が広がって一部が緩んだ気がした時に、悪いことに、そこをさらに指で引っ張ったそうです。その結果、「カツヤク筋が切れた」感覚になり、以来、しばしば便がもれてしまうようになったらしいです。そうなってからおそらく三ヶ月は経っていそうですが、ずっと隠していたようで発見できませんでした。頻繁に下着を干すので尋ねたことで判りました。本人は「どうせもう直らない」と決めているようです。恥ずかしくて医師に見せたくないようですが、今後も悩み続けることは間違いなく、悪化する前に、肛門科に外来で行くべく促したいのですが、如何でしょうか。本人の言うように、直る見込みはないでしょうか。