爪甲剥離症に該当するQ&A

複数の皮膚科の先生に感染症ではないと言われたものの,はっきりした診断がつきませんでした。つい最近新聞に爪の病気についての記事が出ており,その中の爪甲剥離というのの説明が自分のと似ていると思いました。薬が原因でも発症とありましたが、抗アレルギー薬、ステロイド薬、胃潰瘍の薬、喘息の薬などは医師の処方で長期服用していました。抗アレルギー薬は今でも毎日服用しています。また,爪甲下角質増殖症という病気も聞いたことがあるのですが。これらの病気と治療法について教えてください。私の爪の異常もこれらの可能性があるでしょうか。

1ヶ月前に、左手中指の爪が爪先から斜めに半分ほど剥がれてきて、皮膚科で、診てもらいました。水虫でもカンジダ症でもない。爪甲剥離はまちがいないが原因はわからないといわれ、デキサメサゾン(ローション0.1%)を処方され毎日2度ばかり使ってきたのですが、全く良くなりません。どうすべきでしょうか? (64歳男性)

20年従事している工場作業で、切削油（塩素系添加物を含む）や防錆油（ケロシン、ブチセロを含む）の付着した製品を常時軍手で扱っていました。 5年前に、切削油に触れた翌朝、手指から掌の腫れ、指のこわばり、指関節痛、爪囲炎、爪甲剥離の症状が出るようになり、それからは軍手に切削油が滲みてくるような作業時には薄手のニトリルゴム手袋を軍手の下に着用して切削油に直接触れないよう気をつけています。 防錆油は有機則対象物質を含まないものに切替ましたが、切削油は前工程の工場から付着しているので切替られません。 1年半ほど前から、それまで軍手にわずかに切削油が滲みる程度で、ニトリル手袋着用をしないでも作業後の手洗いで済ませていた微量短時間の接触にも症状が出るようになりました。 同時期からバネ指でステロイド注射治療を半年おきに繰り返すようになりました。また、工場内の煤煙（SOx、SOx）や有機溶剤の臭気にもひどく弱くなり頭痛に悩まされるようになり、半年前に専門医を受診し化学物質過敏症の診断を受けました。 今日お伺いしたいのは、切削油による接触皮膚炎（手指から掌の腫れ）と、関節痛またバネ指の関係についてです。 化学物質の経皮浸透が、接触皮膚炎にとどまらず、関節痛やバネ指にまで影響を及ぼすことがあるのでしょうか。 どうぞよろしくお願いします。