95歳男性、最近食欲不振を訴えており、満足に食事をしていない。血液検査で白血球数の増加が認められた。現在下痢が主訴として入院したが、病院側は嚥下障害があるとみており(検査は未)、担当のドクターは、中心静脈栄養を想定している模様だが、本人及び家族は退院も可能なPTEG(経皮経食道胃管挿入術Percutaneous Trans-Esophageal Gastro-tubing :PTEG)ができないか(ただし現在入院中の病院では対応不可能、近隣に対応可能な病院はあり)と考えている。嚥下障害があると仮定した場合、誤嚥性肺炎リスクがあり、高齢なこともあって胃に直接栄養分を与えるのは分泌された唾液が肺に入り誤嚥性肺炎リスクの増加が考えられるかもしれないが、この高齢患者に対してPTEGは有効でしょうか?それともPTEGしてもあまり意味がない、となりますでしょうか?PTEGは嚥下障害患者への栄養に有効と聞いています。