商品情報
| 主成分 | トレチノイン |
|---|---|
| 剤形 | 黄色~帯赤黄色/赤褐色のカプセル剤、長径約10.0mm、短径約7.0mm |
| 改定 | 2016年11月 |
作用・効能
- 血液中の前骨髄球の分化を妨げる遺伝子の働きを抑え、異常に増殖した前骨髄球を減少させます。
通常、急性前骨髄球性白血病の治療に用いられます。
副作用
主な副作用として、レチノイン酸症候群、発熱などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。
まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。
- 38℃以上の発熱、息苦しい、息切れ、胸の痛み、頭痛、からだがだるい
[レチノイン酸症候群]
- 発熱、熱感、頭痛、考えがまとまらない、判断力の低下、意識の低下、意識を失って深く眠りこむ、視力の低下、吐き気、おう吐、血を吐く、血の混じった痰、しゃべりにくい、息苦しい、息切れ、胸の痛み、胸をしめつけられる感じ、胸を強く押さえつけた感じ、激しい腹痛、腹がはる、腰痛、手足のまひ、しびれ、片側のまひ、半身不随、はれ、むくみ、下肢の痛み、皮膚や唇、手足の爪が青紫色〜暗紫色になる、血が混じった便、出血、知覚のまひ
[血栓症(脳梗塞、肺梗塞、動脈血栓症、静脈血栓症など)]
- 血管の痛み、紫色のあざ、はれ
[血管炎]
以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。
使用上の注意 (事前に医師・薬剤師に伝えるべきこと)
- 以前に薬を使用して、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。肝障害、腎障害、ビタミンA過剰症、糖尿病、肥満、アルコール中毒、脂質代謝異常などトリグリセライド血症の素因がある。
- 妊娠、妊娠している可能性がある、授乳中
- 他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。
用法・用量
- 通常、成人は1日6〜8カプセル〔主成分として60〜80mg(45mg/m2)〕を3回に分けて食後服用しますが、年齢・症状により適宜増減されます。必ず指示された服用方法に従ってください。
- 飲み忘れた場合は、気がついた時に、1回分を飲んでください。ただし、次の飲む時間が近い場合には1回とばして、次の時間に1回分飲んでください。絶対に2回分を一度に飲んではいけません。
- 誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。
- 医師の指示なしに、自分の判断で飲むのを止めないでください。
生活上の注意
- この薬には催奇形性(胎児に奇形が生じる可能性)があり、また副作用の発現頻度が高いので、患者や家族の方は、この薬の副作用について十分理解できるまで説明を受けてください。
- 妊娠する可能性のある人は、この薬の使用前1ヵ月間、使用中および使用を中止してから少なくとも1ヵ月間は必ず避妊してください。
- 妊娠する可能性のある人は、次の月経(生理)が始まってから2、3日後まで、この薬を飲み始めることはできません。
- 妊娠する可能性がある人には、定期的に妊娠検査が行われることがあります。
- レチノイン酸症候群(息切れ、発熱、胸の痛みなど)があらわれることがあります。このような症状があらわれた場合は、使用を中止し受診してください。
- 高トリグリセライド血症の人は、脂質代謝障害をおこしやすいので血中トリグリセライドの検査が行われます。
- 肝機能検査が使用前、使用開始1ヵ月後および使用中は3ヵ月毎に行われます。
- 関節の痛みや骨の痛みがあらわれたら、すぐに医師に連絡してください。また、この薬を長期間使用する場合にはX線検査などが行われることがあります。
- 授乳を避けてください。
保存方法・その他
- 光の当たらないところで湿気を避けて、子どもの手の届かないところに室温(1〜30℃)で保管してください。
- 薬が残った場合、保管しないで廃棄してください。廃棄については受け取った薬局や医療機関に相談してください。
より詳細な情報を望まれる場合は、担当の医師または薬剤師におたずねください。また、「患者向医薬品ガイド」、医療専門家向けの「添付文書情報」が医薬品医療機器総合機構のホームページに掲載されています。
ベサノイドカプセル10mg
富士製薬工業血液中の前骨髄球の分化を妨げる遺伝子の働きを抑え、異常に増殖した前骨髄球を減少させます。通常、急性前骨髄球性白血病の治療に用いら ... 続きを見る れます。
製品一覧
- 10mg1カプセル
このお薬に関連する相談
Q
Q