強度近視の子どもへのブルーライトカットメガネの悪影響

person10代/男性 -

現在高校2年生の子供の近視についてご相談します。

小学校入学直前から近視で眼鏡をかけています。いつからか覚えていませんが、メガネ店で勧められてブルーライトカットにしてきてしまいました。
昨日、眼科医会等から悪影響が報道されてとても心配です。

近視を心配して、地域の大学病院に準じるような眼科専門病院に半年に一度掛かっています。
強度近視であるが病的なものではないと言われています。
半年前に散瞳して写真を撮り(医学的に必要と言うよりお母さんがご心配なので、という理由からです)、先月の3月も普通の写真を撮って異常なしとのことでした(この写真を見て、散瞳まで必要ないと判断されたそうです)

1年半前に作った眼鏡では左6.25 右5.75です。
先月の眼科健診では「0.6、0.4なのでそろそろ眼鏡を作り替えましょうか。ご本人の生活の困り具合に合わせていいですよ。次回の半年後でも」とのことでした。
近視は進んでいますが「成長期で背が伸びてますからね」とのことでした。

強度近視が進むと病気のリスクが高いと盛んに報道されていてとても心配です。
ブルーライトカットに効果はなくても悪影響まではないだろうと思って主治医にも相談せずに気軽にオプションでつけてしまっておりました。
週明けにすぐ眼科を受診して眼鏡を新調しようと思います。

眼鏡は緩めに作っておりそれでも合わないなら「近視の度も-10以上かもしれない」「このままどんどん進むのかもしれない」「将来、失明に至るかもしれないか」と思うと不安で、それが私のせいだと思うと他のことが手につきません(私が鬱病で心気症なのもあります)

夫が「今まで年齢に不釣り合いに近視が進行したわけでも、病的でもないなら、悪影響はそれほどなかったのでは」と申します。

ご回答、どうかよろしくお願い申し上げます。

各回答は、回答日時点での情報です。最新の情報は、投稿日が新しいQ&A、もしくは自分で相談することでご確認いただけます。

通常は年齢を考えても近視の進行が緩やかになってきますので、これからどんどん進化すると言う事はないと思います。私と同じような近視度数ようですが、ブルーライトカットのメガネをしていたからと言う事はそこまで影響ないと思います。近視の進行は、遺伝要因と環境要因が関係します。特に近くを長時間見るようなスマホやiPad等の使用は近視の進行に関係することがありますので注意が必要です。

強度近視で目に異常が出る病的近視の場合は10代で既に眼底に異常が見られることが多いと報告されていますので、今のところ眼底に問題がないのであればそこまで心配されなくても良いように思います。

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相談者さん

omeme眼科医 先生 へ

ありがとうございます。
ブルーライトカットの影響が少ないとおっしゃっていただけでほっとしております。

同じくらいの近視度数と伺って安心致しますが、この度数での眼鏡が合わなくなってきているのでもっと度は進んでいるのだろうと思います。
また、本人はIT系に進みたいのでパソコンをしょっちゅう眺めています。夫が成人してからパソコンで仕事をするようになって近視になったと申しております。
コロナでオンライン授業になった際は大画面モニタを買ってやり、出来るだけ近くの河川敷など出かけるように言ってきました(自転車に乗るのが趣味なので)。
パソコンのマニアックなユーザーなのでスマホは使わない主義で(小さな画面を見る習慣はありません)、ゲームなどもしません。
だいぶ反抗期を脱してきましたが、本人が無理なく守れそうな注意点があればと思いお尋ね申し上げます。

眼底異常がないなら病的近視をあまり心配し過ぎなくて良さそうで安心いたしました。ありがとうございます。

omeme眼科医 先生

パソコンにしろ近い距離を一定時間に続けるのは良くないですので可能であれば1時間パソコンを眺めたら5分以上遠くを見て目を休めると良いと思います。

相談者さん

omeme眼科医 先生 へ

ありがとうございます。
高校生の間は学校や塾の移動で細切れに休憩が入り目の疲れもとれているかと思います。
大学生や社会人になるまでに、近業1時間に5分休憩を取り入れるように可能な限り声掛けして行きたいと思います。
たびたびのご回答ありがとうございました。

すでに高校2年生という年齢であればこれから近視が大幅に進む恐れはないでしょう。
ブルーライトカットレンズの効果についても害についてもそれほど強力な証拠が示されているわけではありません。
ご主人の意見に賛同いたします。あまり気にされる必要はないでしょう。

相談者さん

Ordinary Dr.K 先生 へ

ありがとうございます。
テレビの報道では、学会の代表の方が「朝から晩まで掛けることが前提の子供用メガネでブルーライトカットはリスクが高すぎる」と言っていました。
色んな見解の方がいらっしゃるのだと思いますが、テレビで地位ある人の意見を聞くと穏やかではいられません。
仮にブルーライトカットの悪影響があったとしても、夫の言うように「"今が"年齢不釣り合いに進行したわけでも、病的でもない」ならほとんどなかったと考えることもできるでしょうか。
また、メガネ店に問い合わせると「カット率は12%」とのことでした。88%は通過していますし、メガネの外からも光は入るかと思うので大丈夫でしょうか。

Ordinary Dr.K 先生

そうですね。老眼を自覚するような歳になると水晶体はブルーライトをあまり通さなくなりますが、それで大きな問題は起こりません。たかだか12%ブルーライトが減少したくらいでは何も起こらないでしょう。

例えば日照時間の短い地域にお住まいの方に特別病的近視が多くて問題になっているという話は聞いたことがありません。

総合すればご主人の判断の方に分がありそうです。問題があったとすれば、なんの効果も望めないブルーライトカットレンズにかかった余計分の費用が惜しかった、というくらいでしょう。

相談者さん

Ordinary Dr.K 先生 へ

ありがとうございます。
「たかだか12%」ともおっしゃっていただけて心がぐっと軽くなりました。
日照時間と病的近視も関連が無いとの事実も心強いです。
費用くらいでしたらあきらめがつきます。具体的にコメント下さり本当にありがとうございました。

ブルーライトカットの眼鏡は効果もあまり期待できませんが、そこまでのリスクもないと思います。それが原因で近視が進行したのではないと思いますから、その点については公開する必要は全くありません。

相談者さん

めだまマン 先生 へ

ありがとうございます。後悔の気持ちがとても強かったので、後悔の必要は全くないとおっしゃっていただけで救われた気持ちがします。ありがとうございました。

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