パイロットアレルギー評価について

person20代/男性 -

パイロット志望の20代男性です。
将来的にパイロットとして働きたいと考えており、アレルギーが身体検査の評価に大きく関わってくると知りました。自分のアレルギー体質が、航空医学的に大きなリスクになるのかどうかをご教示いただきたいです。
もちろん航空会社や学校の合否基準は公開されておりませんので、あくまで一般的な医学・航空医学的な観点でのご意見を伺いたいです。

以下、自分のデータの概算値です。

・非特異的IgE定量 2000程度
・スギ ヒノキ クラス6
・ダニ クラス4
・ハウスダスト クラス4
・好酸球数値 基準値内

主な症状は花粉症で、2月後半から4月にかけて目の痒み、くしゃみ、鼻の詰まりがあります。病院で処方された薬、点鼻薬、点眼を使用すれば日中はほぼ症状が抑えられます。入浴時や就寝時には再び目の痒みや鼻詰まりが出ることがあります。
通年では、鼻閉が続くことはなくハウスダストやダニアレルギーの症状は現在は見られません。
喘息の診断歴もなく、運動時の息苦しさもありません。
耳抜き検査でも問題なく両耳耳抜きができています。

1.上記のように、IgEや特異的IgEは高値ですが、好酸球は低めで、症状も薬でコントロールできている状態です。
このようなケースは、医学的には「重症アレルギー体質」「将来喘息になりやすい」などの高リスクに当たるのでしょうか?
2.高度や気圧変化のある職種(パイロットやキャビンアテンダントなど)を想定した場合、現時点の情報から見て、
・飛行中の気圧変化で耳抜きができなくなったり
・アレルギー喘息のような症状が将来的に起きるリスクは、高いと考えるべきでしょうか?
3. 総IgE 2000 以上、スギ・ヒノキがクラス6、ダニ・ハウスダストがクラス4 というデータだけで、
「高所や気圧変化のある仕事には不向き」と判断されることは一般的にあるでしょうか? それとも、
 ・現在の症状の程度
 ・好酸球など炎症の指標
 ・耳抜きができるかどうか
 といった点のほうが重要でしょうか?
4. 医師の立場で、もしパイロットになりたいという患者が、私と同じような検査結果・症状で相談に来た場合、どのように説明されますか?
 (例:現時点では大きな問題はない/コントロールが条件なら許容できるレベル/将来的な喘息化リスクが高いので慎重に、など)

あくまで最終的な合否は会社や学校の判断になることは理解していますが、医学的なリスク評価と、今後できる対策(治療や検査)について教えていただけるとありがたいです。長文になりましたがよろしくお願いいたします。

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