Q

生理が1ヶ月近く続いてます。

初めて質問をさせて頂きます。よろしくお願い致します。
私は生理がずっと不順で最近も半年ぐらいこなかったり、2,3,4ヶ月空いたりと不順です。1年前ぐらいに病院へ行っていろんなことを調べたところ、ホルモン異常のようなことをいわれました。今回は生理が始まってから1ヶ月近く続いています。10日目ぐらいから数日かなり多量の出血で、その前から非常に腰や太ももまでもがだる痛かったです。それが過ぎてからは出血はそう多くありませんが、ずっと続いています。病院へ早く行かなければと思っているのですが、海外へ行くのが重なったり、仕事上まだ行けてない状態です。。。もし何かこの症状からわかることがあれば教えて頂ければ嬉しいです。よろしくお願い致します。

質問者:mimi さん

いち内科医 先生
一般内科

いち内科医 先生

妊娠可能年齢の女性でも、月経に伴う症状や出血が重すぎるか軽すぎる、月経の持続期間が長い、回数が多い、周期が不規則であるといった場合は不正出血と考えます。出血は腟からのこともあれば、その他の生殖器、特に子宮からのこともあります。

炎症、感染症、癌などの多くの病気が不正出血の原因となります。機能性子宮出血と呼ばれるタイプの不正出血は、ホルモンの変化によって起こります。不正出血の原因の中には、特定の年齢層でよくみられるものもあります。

腟からの出血は、尿道脱(尿道の粘膜が体外に出た状態)や、生殖器の腫瘍によっても起こります。卵巣の腫瘍では、腫瘍がホルモンを分泌していると不正出血が起こります。出血は腟腺症(腟の腺組織の過剰増殖)によっても起こります。腟腺症があると、後に明細胞腺癌(子宮頸部と腟の癌)を発症するリスクが高くなります。

妊娠可能年齢での不正出血は、避妊のために使用している経口避妊薬(プロゲスチンとエストロゲンの併用、またはプロゲスチン単独使用)や子宮内避妊具(IUD)などが原因で起こることもあります。また、子宮外妊娠などの妊娠合併症や、出産後あるいは流産後の子宮感染症などによっても出血が起こります。

このほか、不正出血の原因としては、血液凝固の異常を伴う血液疾患(白血病、血小板数減少など)、胞状奇胎、子宮内膜症、良性腫瘍(子宮腺筋症、子宮筋腫、嚢胞、ポリープ)などがあります。癌が不正出血の原因となることもありますが、妊娠可能年齢の女性では比較的まれです。外陰部からの出血は多くの場合けがによるものです。甲状腺の病気があると、月経が不規則になったり、症状や出血が重くなり回数が増える、あるいは逆に回数が減る(もしくは月経が止まる)ことがあります。

不正出血の原因は、その症状や、内診など診察の結果からわかることもありますが、さらに検査が必要となる場合もあります。腟腺症の疑いがあれば、腟の生検を行います。検査にはパパニコロー(パップスメア)検査(子宮頸部の細胞診)、子宮頸部の生検、子宮頸管拡張と子宮内掻爬などがあります。超音波装置を腟の中に入れて行う経腟超音波検査では、子宮内膜が厚くなっているかどうかを調べます。子宮内膜の肥厚が癌によるものかどうかは、子宮頸管拡張と子宮内掻爬で得られた細胞の生検により診断されます。

不正出血の治療は原因により異なります。子宮ポリープ、子宮筋腫、癌は手術で切除することがあります。

スケジュールの都合をつけて早めに産婦人科を受診することをおすすめします。

mimiさん

詳しく色々説明して頂けて本当に嬉しいです。年齢も26歳なので今後のこともありますし、早く病院へ行きます。病院選びも難しく質問しづらい先生や説明するのが面倒くさそうな先生、1人にたくさん時間を取ってられないし、大変なのはわかりますがなかなかいい先生に巡り合えません。だからとても感動です。本当にありがとうございました。

hero2005 先生
全科

hero2005 先生

おそらく、排卵が一定していないことが考えられます。このような人では、妊娠しにくい反面、避妊もしにくいことになります。妊娠の可能性が否定された場合についての説明をいたします。

いわゆる、破綻性出血を起こしている状態とおもわれます。一部に、子宮内膜増殖症がみられるかもしれません。

一般的には、月経がはじまると卵胞ホルモンが上昇して、子宮内膜の修復と細胞増殖が始まります。そして、排卵後に黄体ホルモンが増加すると、子宮内膜は分泌期を迎えて成熟します。妊娠が成立しなければ、黄体ホルモンは減少して、子宮内膜が整然と脱落し、月経(生理)となります。じつは、このとき、すでに子宮内膜の修復が準備されています。

排卵がおこらないと、黄体ホルモンの上昇が無いため、卵胞ホルモンによる内膜増殖が続きます。「ブレーキが壊れて、アクセルをふかし続けている自動車」みたいなものです。細胞の増殖が暴走を始めます。しかし、いつまでも細胞層は厚くなれないため、バラバラと脱落し始めます。一部は、脱落して出血、一部は過増殖と、統制が取れない状態で、すっきりと脱落・再生ができないため、ダラダラ出血が持続します。

治療法としては、子宮内膜のサイクルを合わせるため、卵胞ホルモンと黄体ホルモンによる治療をおこないます。まず、すっきりと消退出血という、正常の月経周期に似せた生理をおこし、そのあと、前期の二つのホルモンを組み合わせた、カウフマン療法に移ります。

いずれにせよ、今の状態では、出血はとまりにくく、貧血になる可能性もありますし、内膜の増殖の程度によっては一時に大量出血が起こる可能性もあります。海外でそのようなことになると大変です。早めの受診をおすすめします。

そして、子宮内膜増殖症は、頻度は少ないのですが、その後、異型内膜増殖症→子宮内膜癌と変化してゆく可能性も否定できません。排卵がとまる更年期に子宮内膜癌がおこるのもこのような過程からです。癌になる可能性は低いのですが、出血の問題がありますので、やはり、早めの受診をおすすめします。

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