Q

母が老眼をLASIKで治すと

母が老眼をLASIKで治すと言ってうきうきしています。
近視のLASIKなら聞いたことがありますが、
老眼のLASIK?
LASIKでなくても老眼も近視と同じように治るものですか?

質問者:めいじゃーかれー さん

広島の開業医 先生
眼科

広島の開業医 先生

近視や遠視、乱視というのは屈折障害ですが、
老眼というのは調節力が減少することですから、
理論上は老眼は屈折矯正手術では治りません。

ただ、屈折矯正をすることで老眼に付随する症状を和らげるということは可能かと思います。
例えば、お母様が元来の屈折異常を軽くしてもらうことによって、近くが見えやすくすることは可能です。
遠視を軽くするとか、強い近視を軽い近視にするとか・・
あくまで屈折矯正であるので、遠くも近くも子供の時のように見えるようにすることはできません。
眼鏡がなくてもある程度近くが見えやすくなるだろう、という説明を聞かれて、老眼が治ると誤解されておられる可能性が高いと考えます。当然、年齢とともに老眼は進行しますから、将来的には眼鏡での補正も必要でしょう。

「老眼は近くが見えにくい」ことと誤解されておられることが多いのですが、正確にいうと「老眼とは遠くや近くに焦点を移動することが難しくなる」ことです。
ですから、もともと正視や遠視のひとは老眼がでてくると近くが見えなくなることが多いのですが、元々近視で近くをみるのに不自由の無かった人であれば、老眼の発症で遠くが見えにくくなることもあります。

過度な期待をして後々後悔されないよう、
担当医の先生かスタッフに、もう一度詳しくお話を聞かれることをお薦めします。

広島の開業医 先生

若年の方を中心にLASIKは幅広い年齢層で行なわれています。ほとんどの方が、遠方視時にクッキリ見えるということを目標に置かれていますが、以下の点についても、術前にしっかりと説明があるはずです。

ほぼ正視で遠見視力が1.0以上だったりすると、
若くて調節力があるときには気にならないでしょうが、
加齢とともに調節力が落ちてくると近くが見えにくくなります。いわゆる老眼です。老眼鏡が必要になります。
既に40台を超えていらっしゃるようだと、多少近視を残したほうが近見視力が良好ですので、そういった選択もあると思います。人間の生活で近見作業は意外と多いですから。
ただし、元々遠見視力の改善を目的として受診されるかたがほとんどですので、説明に理論上納得されても軽度近視を残すと術後の満足度はやや低くなる傾向があります。

老眼対策として姑息的な方法に、モノ・ビジョンを目指すということもあります。
利き目を正視(遠くに焦点があう)・反対眼を軽度近視(近くに焦点があう)状態にすることです。
遠くも近くもどちらかの目で見えますが、同時視、立体視など両眼視機能は不十分です。

屈折障害と調節障害は違うということを、はっきりと理解されたうえで手術に望まれることを願っています。

私は、屈折矯正の専門医ではありませんが、ご参考までに。

めいじゃーかれーさん

普通のことなら直接医者へ行きますが、
こればかりは・・・ということで、こちらで質問させていただきました。
広島の開業医先生、非常に良いお話ありがとうございます。こういう情報提供はとても有難いです。
ご多忙な日常の診療の合間にお手数をかけてくださり、本当にありがとうございました。
母にも説明をしておきます。

hero2005 先生
全科

hero2005 先生

LASIKの理論的な考え方では??誤解がありそうですが??

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