87歳女性、膀胱炎で泌尿器科を受診したところ、エコーにて膀胱が通常の3倍ほどの大きさになっており、尿が大量に溜まっていると指摘されました。尿が溜まっていると細菌が繁殖しやすく、膀胱炎などの尿路疾患にかかりやすいとの事でした。その場は一旦尿を抜いていただき、しばらくエブランチルを服用しましたが改善が見られず、導尿カテーテルを入れることになりました。
1ヵ月後にバルーンを交換したところ、出血が見られ、尿バックをつけました。出血は1週間ほど続き、内視鏡にて膀胱内を見ていただいたところ、膀胱内に傷等はありませんでしたが結石が見られ、それが出血の原因ではないかとのことでその場で結石を除去していただきました。バルーンの留置が刺激となって結石ができる人はいると説明されました。
その後腎盂炎を起こし、現在入院中です。
抗菌剤投与で症状はおさまり、まもなく退院ですが、膀胱は肥大したままですので、放置すればまた尿路感染症を起こす心配があります。
このような場合、今後の治療としてはどのような方法がありますでしょうか?
また、そもそも膀胱が肥大した原因は何なのでしょうか?
ご教示のほどよろしくお願いいたします。