9歳の男の子です。剣道の試合で、相手の竹刀が右の頸動脈辺りに刺さり、そのまま場外まで強く押され続けました。
痛かったようで、帰ってから見てもアザになっています。
ネットで剣道の突きの事故を調べてみて、下記の内容が出てきたので、心配しております。
◯頸動脈への衝撃
総頸動脈は顎のえら(下顎角)の付近で二方向に分岐し一方が外頸動脈、他方が脳内に血液を運ぶ内頸動脈となります。この分岐部付近には加齢と共に血液中の老廃物やコレステロールの塊(動脈硬化プラーク)できていて次第に狭窄を生じていて、男性の8%がこの部分に最大50%の狭窄を来たしていることが知られています。衝撃などで、血管の内膜の一部が裂けて動脈瘤を形成したり、またプラークがはがれ落ちると小さな塊(塞栓子)が形成され、それらが脳の細い血管に詰まり、部位によって手足の麻痺や言語障害などの脳梗塞の症状を生じることがあります。狭窄の程度が著しい場合には生命危機があり、速やかに治療する必要があります。また、衝撃により総頸動脈れん縮といって、太い頸動脈本管が、異常な収縮を来たし細くなって、外傷性頸動脈閉塞症から片麻痺を生じることもあります。言語のもつれ、手足の右か左かどちらか片方の脱力感や筋力低下、感覚低下を訴えるときには緊急事態と考えてください。
これは成人に限った事なのでしょうか?
子どもで、遅発性に何か問題が起こったりする可能性はないでしょうか?