1年前にCTで左下肺葉に18ミリのすりがらす陰影、充実部2ミリが見つかりました。
標準的には、すりがらす陰影は15ミリ超えですと手術推奨らしいのですが、私は後遺症やQOL低下を考えると手術に積極的ではなく、主治医からの提案もあり、手術しないで良いケースや手術介入基準を明確にするためのJCOG試験である、
「即手術せず、20ミリ超・充実部25%以上(5ミリ以上)までは半年に1回CTで経過観察する」という治験に参加しております。そしてつい先日のCT検査でも、経過観察継続となりました。
いっぽうで、この治験に参加していない病院の先生に話を聞く機会があり、その際は
「すぐ手術が望ましい。生命に負の影響がある治験は当院は参加しない」
「手術後に充実部が20ミリを超えると抗がん剤になる。少しでも小さいうちに手術するべし」
と言われ、治験完全反対の姿勢でした。
どちらが正しい、とはいえないでしょう。しかし負の部分のない治験などないと思いますので、このまま継続するつもりなのですが、お聞きしたい事としまして
肺すりがらす陰影18ミリ、充実部2ミリの状態で、
「多臓器などへ転移する可能性」および「半年で2倍の大きさになる可能性」は、極めて低いものでしょうか?
写真は1年前のCT写真です