初めてご相談させていただきます。79歳男性
2007年(17年前)尿管がんで左側の腎臓、尿管除去、移行上皮癌pT₂筋層にとどまる、すべて除去。2015年(9年前)尿細胞検査クラス3a 、その後は別の病院で前立腺がん(PSA5.1)の治療に移り尿細胞診を行っていません。PSA値6.9に上昇し2018年(6年前)密封小線源法により治療、2023年PSA値0,038、 2024年0.032 と完治状態です。担当医は時々ある事と言ってましたが、4月に前立腺の新しい組織から出血(10日間ほど)がありました。(その後出血は止まっていいます)
地元の総合病院で「膀胱内視鏡観察、CTの結果は全く問題ないので半年毎の膀胱内ポリープの観察を行います。」と言っていましたが、尿細胞診クラス3がでると「CTでなんの異常がなくても上皮の裏で大変ながんの進行が起こっている。」でした。
悪性度が高いなら何故ランク3で安定しており9年経ても陽性になっていないのでしょうか? 1)数か所の膀胱内生検 2)片方しかない腎盂内採取 全く予想していませんでした。(細胞所見)は小型~一部大型の細胞からなり核偏在性、N/Ⅽ 比やや大、変性核クロマチンを有する異型細胞の出現を弧在性に認めます。尿路上皮癌を疑う細胞所見ですが、細胞変性所見が強いため確定診断は困難です。 以上
今後の最適な治療アドバイスをお願いします。