私の母(80歳)は、2024年5月30日に「頚椎前方除圧固定術」を受けました。術前には、頚椎症性神経根症および頚椎の側弯変形が疑われており、手術により首の変形はレントゲン上では解消されたと説明を受けています。
ところが、術後すぐから食べ物や水分が物理的に喉を通らなくなり、嚥下がほぼ不可能な状態が続いています。改めてレントゲンを撮ったところ、「食道が細くなっている」との説明がありました。術後は点滴で栄養を補っていましたが、状態は改善せず、6月下旬からは経鼻チューブによる栄養投与が継続されています。
なお、6月18日には腰部(いわゆる「すべり症」)に対する手術も行いましたが、頚椎術後の嚥下障害はそれ以前から発生しており、腰の手術後も症状に変化はありません。
現在は寝たきりの状態ですが、意識はあり、会話も可能です。
このように、頚椎手術後に長期間改善が見られない嚥下障害というのは、一般的な経過なのでしょうか。また、今後どのような検査や治療を検討すべきか、放置してよいものか、あるいは高齢であることも踏まえ、別の科の受診や転院を視野に入れたほうが良いのか、ご意見をいただけましたら幸いです。