Q

手術について

先日質問したものですが、詳細について追記させていただきます。
当人は現在59歳で男性です。高血圧で、現在血圧を下げる薬を病院で処方していただいております。3年前に脳下垂体線種とのことで、手術を受けました。約1ヶ月ほど入院をし、手術は、鼻から腫瘍を取るというものでしたが、腫瘍が直径4センチと大きくて硬かったため、4分の1ほどしか切除できませんでした。その後1年に1回くらいMRIで様子を見ていましたが、先日の検査で、残った腫瘍がわずかに大きくなっているとの事で、再度手術をした方が良いと診断されました。ただし、次は鼻からではなく、開頭手術となるとのことで、当人も非常にナーバスになっています。手術を受けないで放射線の治療もあるとの事ですが、放射線治療では腫瘍が硬くなってしまい、逆に手術は出来なくなってしまうとの事です。診断してくださった先生は、まず開頭手術で腫瘍を取れるだけ取って、(ただし、視神経を圧迫している状態のため、全てを切除することは不可能との事)残った腫瘍に放射線をあてるという事です。
そこで、お聞きしたいのですが、脳下垂体線種の開頭手術というものはどの程度の危険が伴うのでしょうか?開頭手術が今回初めてであり、皆目見当がつきません。また、後遺症の件ですが、脳下垂体の手術で、もし後遺症が出てしまうとしたら、どのような症状があるのでしょうか?教えてください。よろしくお願いいたします。

質問者:ハルトシ さん

脳外専門医 先生
脳外科

脳外専門医 先生

まずはじめに合併症と後遺症は意味あいが違うのですが、一般的な開頭手術の合併症について説明するとひとつは、手術創から細菌が入って起こる感染症(傷がうんだり、髄膜炎、脳炎など)、それから脳を触る手術ですので、術後痙攣がおこる場合があります。それから手術で触ったところから出血する場合があります。これらは、事前に起こりにくいよう、細菌には抗生剤や出血には止血剤を使用しますし、痙攣がおこれば抗痙攣薬で対処します。万が一感染がおこった場合には原因菌をしらべ、きちんと対処します。それから
下垂体の手術で合併する、場合によっては後遺症として残る症状は、正常の下垂体の機能が傷害される場合があります。これは、ホルモンの低下で甲状腺機能低下症になったり、尿崩症(おっしこの量が極端に増える)になったりする場合があります。これについては術後ホルモンを補充することで対処します。その他にも術前のホルモンの状態や全身の状態でいろいろな危険性は考えられますが、主治医の先生に遠慮なく尋ねられてはと思います。きちんと手術の利点と欠点、また合併症にたいする考えておられる対処を説明してくださることでしょう。文面だけから簡単に判断するのはまずいかもしれませんが、文面上では私も主治医の先生の治療方針に賛成ですし、もっとも一般的な方法だと考えます。

ハルトシさん

早速、御親切に貴重なアドバイス有難うございました。とても分かりやすく説明していただき参考になりました。
心よりお礼申し上げます。

まえだクリニック 前田 正彦 先生
肝臓内科

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前田 正彦 先生

私は専門がぜんぜん違うので詳細な治療は分かりませんが、虎ノ門病院の脳神経外科の山田正三先生のホームページがあります。そういう所を見たり、尋ねたりしてみては如何でしょうか。

ハルトシさん

お陰様で山田先生に診察していただけるメールをいただきました。御親切を心より感謝いたしております。有難うございました。

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