Q

主人に禁煙して欲しい。

愛煙家の主人が、最近布団に入るたびにゲホゲホと咳き込んでいます。夜中に咳き込んでいることもあるようです。歯肉炎も酷いみたいで、口臭が強いです。一日一箱程度吸っているようですが、禁煙を勧めても「ぜったいやめない!」と言って聞きません。子供の頃ぜんそくだったらしいのですが、また再発するのではないかと心配です。主人の両親も愛煙家で、たばこは「吸ってあたりまえ」の家庭のようです。うまくやめさせる方法は無いものでしょうか?

質問者:ふうたん さん

銀子さん

私の父は、一日一箱なんてものじゃないヘビースモーカーでしたが、呼吸が苦しいという症状が出るまでは タバコをやめる気にはならなかったようです。 「酒やタバコをやめて長生きしてもしかたないだろう」 というのが口癖だったのが、やはり実際に苦しいとなると今度は必死で、タバコを自力で完全にやめました。 それが40代のことで、そのあと約50年間、元気に生きました。
やはり自分からやめようと思わないと、禁煙は始まりません。 そのきっかけが、体の不調であることが多いのは残念なことですが、、、。
ご健康を、お祈りします。

ふうたんさん

銀子さまはじめ先生方、いろいろご意見をお聞かせいただいて、ありがとうございます。やっぱり一度苦しい目にあわないとだめでしょうかね?もっとも私の職場の上司は、心筋梗塞で棺おけに片足をつっこんだ?人ですが、いまだにたばこをガンガン吸っています。「お医者さんにたばこをやめるよういわれなかったんですか?」と聞いたら、「少し位なら吸っててもだいじょうぶ」って言われたとの事です。それがホントかどうか定かではありませんが、現実の話、先進国の中では日本のお医者さんの喫煙率は飛びぬけて高いらしいじゃないですか。開業医ならともかく総合病院で喫煙医師が勤務しているのはどうかと思うんですが。喫煙職員のいない病院ってあるんですか?

えびちゃ 先生

<開業医ならともかく総合病院で喫煙医師が勤務しているのはどうかと思うんですが。喫煙職員のいない病院ってあるんですか?>
全くご指摘の通りです。小生は全く吸いませんが、今まで勤務していた病院で喫煙者のいない施設はありませんでした。日本循環器学会(心臓専門医師の集まり)が禁煙宣言を発表して同学会専門医や会員を非喫煙者としようする動きがあるように聞いていますが、実際、小生の知っている心臓に限らず呼吸器(ご存知の通り肺癌の危険性大!)、消化器(食道癌等)等の医師で喫煙者は多数おり、挙げればきりがありません。また医師以外でも事務職員や看護師等(ちなみに女性の職種としては喫煙率が非常に高いという報告もあります)も喫煙所で・・という有様は今も変わりません。分煙になっただけです。
小生の経験した限り喫煙職員のいない病院はありません。悲しいことですが・・。

ふうたんさん

やっぱりそうですよね。総合病院となると職員数もかなりの人数ですもんね。せめてお医者さんだけでも「喫煙者は採用しません。」っていう姿勢が見られるといいんですけどね。しっかり禁煙指導しなければいけない医師側が吸ってたんじゃ、意味ないですよ!うちの主人も、もし担ぎ込まれた病院の先生が喫煙者だったらきっとやめないでしょうね。ちなみに「家族のために...]っていったら「タバコ吸ってる両親(主人の)ともまだ元気なんだから大丈夫、大丈夫。」「もし死んだら保険金入るじゃない。」だそうです。

えびちゃ 先生

論点がずれるのですが、今回ふうたん様のお話を伺っていて、禁酒と通じるものがあるなと思いました。小生は現在、専門ではないのですがアルコール依存の方を診療する機会が多く、彼らは肝硬変で意識をなくしたり、食道静脈瘤破裂等による吐血、急性膵炎、はたまたアルコール中毒等で病院へ運ばれてきます。しかし、家族共々話をしても、禁酒治療の専門家に治療依頼しても、断酒会に入っても、小生の指導が拙いのか、しばらくすると再び上記疾患で運ばれてきます。そして若いのに(40代)亡くなる方も珍しくありません。本人がやる気にならないとどうしようもなく、無力感に苛まれます。
ごめんなさい。愚痴になってしまいました。

masさん

某病院でPSW(精神科ソーシャルワーカー)をしている者です。
私は院内でアルコール依存症の治療グループの運営に関わっていますが、アルコールにせよニコチン(タバコ)にせよ、その問題に本人を直面させるのはとても大変なことです。
しかし、本人が問題を認識し、自分から変えていく姿勢にならない限り、中途半端な働きかけはかえって本人の反発やストレスを招き、事態を悪化させることが多いです。
正直、最後は体に堪えるのが先か、本人が心身の辛さからSOSを出してくるのが先かのキチンレースになってしまうことも少なくないです。
ですが、改善の方法がない訳ではありません。対処の方法としては、
1.「種々の問題を本人に返すようにする」
2.「周囲は本人の問題行動に一切関わらないようにする」
3.「止めるための具体的な条件設定をする」
4.「〜のため、ではなく、自身に具体的に跳ね返ってくるような動機付けをする」
これを家族を含めた周囲の人間の中で共有し、ある種本人を囲い込んでいくような対応が必要です。
しかし、これだけ出来ても依存症の回復率は3割です。先生のおっしゃるとおり、無力感に苛まれることも多いですが、我々医療者が見放したら、うつ状態も併発している方はあっさり亡くなってしまいます。
最後は、本人も家族も医療者も「希望を捨てずに信じること」が大切なのではないかと思います。
少し話がまとまらなくなってしまってスミマセンが、「無力を認め、希望を信じ、自らをさらけ出せるようにすること」ここから全ての依存の回復は始まるのではないかと思います。そして、それを気付かせ学んでいく場として医療機関や地域に断酒会やAAを始めとした自助グループがあるのだと思います。ぜひ、そうした力を活用していって下さい。

えびちゃ 先生

ありがとうございました。
mas様ご指摘の4つの対処方法、これらも大変なこととは思いますが、もっと手法を考えるべきだと気づきました。
最近、従来通りの方法で禁酒を始めた患者がおり自覚症状も軽快し大変嬉しい経験をしました。
本当はmas様のような熱心な方が近くにいて小生や患者に指導して頂ければ良いのですが・・・。
小生としても少し勉強してみます。ありがとうございました。

masさん

えびちゃ先生、わざわざ私のような者のコメントにお礼のお言葉頂き恐縮です。
先生のように依存症を「意志の問題」・「怠け」と決め付けずに、諦めずに接していただける精神科以外の医師・医療職の存在が少ないことが現状の依存症治療の課題だと思います。
先生の方こそ日々大変だと思いますが、頑張って下さい。御健闘をお祈りしております。

えびちゃ 先生
一般内科

えびちゃ 先生

再度お便りします。ご心中お察しします。
膿外科様のご回答の通り、末路が悲惨な方もおられます。
ご主人様の動機付けとして何が考えられるかです。
例えば、子供さんが成人するまで(結婚するまで)元気でいてほしいとか、奥様(ふうたん様)のために、とか、(ご無礼かもしれませんが)『禁煙しないと離婚する』と一時的に実家に帰ってみるとか(もちろんお芝居です)、小生にはそのくらいしか思いつきませんが・・。逆に子供さんからお願いしてもらう(子供さんがいなければこの話は成り立ちませんが)とか・・・。

えびちゃ 先生
一般内科

えびちゃ 先生

最近は『禁煙外来』なるものをあちこちで見かけるようになりました。カウンセリングや、貼り薬(ニコチン入り)を使う治療等を行うようです。お近くにもきっとあると思いますので、調べてみてください。
あと、『インターネット禁煙マラソン』があります。インターネットのメールを利用した禁煙法です。ご覧になってください。
http://kinen-marathon.jp/

ふうたんさん

早速のお返事、大変ありがたく思っております。禁煙外来などあるのは以前から知っておりました。困ったことに主人は、たばこをやめる必要性を認識していないようなのです。辛い思いをして禁煙するより、思いっきり吸って早死にするほうがよいと言っている始末です。「楽な死に方はできないよ。」と言っても「禁煙するよりまし!」と言います。どうしたら「やめなければいけない!」と思わせることができるでしょうか?一応家族には気をつかって、換気扇の下で吸っています。それだけで周りには迷惑を掛けてはいないと思っているようです。

膿外科 先生

煙草でぽっくりいけるのは心筋梗塞くらいではないでしょうか。それだって冷や汗で服がぐっしょりになるほど激しい痛みですよ。食道癌や咽頭癌は食事が取れなくなり次第に衰弱していきます。肺の最後はとてもつらそうです。呼吸が出来ない(呼吸運動をしても十分肺に空気が入っていかない)状態は真綿で首を絞められるような状態でかつすぐには死ねません。動脈閉塞ではじめは足指、次に下腿、そして大腿と切断した患者さんを受け持ったこともあります。煙草を吸う必要性がどのくらいあるのか、一時的に禁煙してみてとてもつらいのであれば依存症という立派な病気ですから、その治療をすべきだと説得してみてはいかがですか? 多少プライドをくすぐるような方法がかえって効果的かもしれませんね。

tora 先生

家庭用の換気扇を使っているだけでは、有害物質は全く除去されていませんよ。家族みんな有害物質を吸わされています。普通の換気扇であれば、かなり狭い空間でのみしか、有効ではありません。家族みんなで病気になっていっています。
嫌煙家の知り合いは、「酒と同じように、煙吸い込んではきださへんねんやったらすえ!できへんのやったら吸うな!」と、間接喫煙について啓蒙しています。そういうと、外に行って吸う人もいますが・・・。

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