Q

抗ガン剤治療について

昨年3月に上行結腸癌で肝臓に転移していると診断されて手術しました。リザ-バ-をつけて4月から7月まで8回抗ガン剤を注入しました。副作用が強かったので、担当医と相談し、CT検査後、10回の予定を8回で終わりにしました。今日のCTの検査で肝臓と脾臓にガンがあるのがわかりました。どのような治療方法があるのか教えてください。

質問者:しょうじゅん さん

腫瘍外科医 先生
一般外科

腫瘍外科医 先生

拝見しました。初回の化学療法は全身の化学療法でなく、肝臓のみの物であったとしてお答えします。
現時点では、全身の化学療法が最も効果的です。使う薬についてはイリノテカン(CPT-11)と5FU、ロイコボリンを併用する(FOLFIRI)物か、オキサリプラチンと5FU、ロイコボリンを併用する物(FOLFOX)かのいずれかです。
成績ではどちらもほぼ同じですが、副作用の点では後者の方が少ないというのが欧米での治験の結果です。欧米においては後者が第一選択となりつつあります。

転移がうまくコントロールされ肝臓のみ転移が残った状態になればもしかすると手術という選択肢も見えてくるかもしれません。

しょうじゅんさん

全身の化学療法について、回数、期間など教えて下さい。

腫瘍外科医 先生

一般的にFOLFOXもFOLFIRIも6ヶ月をめどに行います。回数としては12回の治療です。

しょうじゅんさん

家族からセカンドオピニオンの希望もあり、また゜結論が出ていないのですが、先生方から教えていただいてとても参考になりました。ありがとうございました。

まえだクリニック 前田 正彦 先生
肝臓内科

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前田 正彦 先生

全身化学療法は、プラチナ製剤・フルオロウラシル・ロイコボリン・CPT-11などの組み合わせで、全身点滴療法になります。これらは決まった組み合わせで使う量などもマニュアルが出来ていますので、主治医に相談されると説明して下さると思います。
リザーバー動注が効かなくなった時、肝臓と脾臓だけについて局所治療のひとつとしては、大阪のゲートタワーIGTクリニックでは、塞栓物質の工夫で、血管を塞栓する治療もされています。ホームページもご覧ください。局所療法の一つとしてはそれもあると思います。

しょうじゅんさん

主治医から治療法として、2週間に1度、3日入院して48時間点滴をする。もう一つは週に1度、通院して点滴をする。ガンを治したいのならどちらか選択するようにとのことでした。どちらも厳しいものと感じますが、実際どちらを選ぶことがよいのか教えて下さい。

三十路のしがない勤務医 先生
消化器科

三十路のしがない勤務医 先生

転移巣が肝臓だけでないと分かれば、全身的な抗癌剤治療を行うのか、あるいは緩和治療に切り替えていくかの選択になると思います。
治療法の選択は患者さんが行うことになりますので
充分な説明をうけよく主治医の先生とご相談ください。

しょうじゅんさん

全身的な抗ガン剤治療の具体的な方法、種類など教えて下さい。

三十路のしがない勤務医 先生

現在、大腸癌に対して主に使用されている抗癌剤には5-FU(5-フルオロウラシル)系、CPT−11(塩酸イリノテカン)、MMC(マイトマイシンC)などがあります。また、5−FUの抗腫瘍効果を高めるロイコボリンを使用することもあります。
また、保険適応はありませんが内服でTS−1も使用されることはあります。
リザーバー動注時に何を選択されたか、どういう副作用が出たのかでも選択は変わります。

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