Q

漠然とした今後の自分について

漠然とした質問なのですが、そううつ病も服薬でなんとか佳境は過ぎ、社会復帰を臨んでいますが、ほんの少しの仕事と家事は始めていますが、将来に希望が持てません。そううつになった過程の活動的だった過去と病後のかなり普通ではないさまざまな経験により、「平凡」な日々に魅力が持てません。主治医は其処の所をこころ豊かに温めていけない今の私はまだ復帰は早いと言いますし理屈では私も其れがよくわかります。今の私には「時間」しかないのでしょうか。此処までくるのに14年、。問題が時間で解決するとしてもそうするともう60になってしまいます。これも運命なのでしょうか。

質問者:セロリ さん

ilm 先生
精神科

ilm 先生

精神科医ilmです。
>そううつになった過程の活動的だった過去と病後のかなり普通ではないさまざまな経験により、「平凡」な日々に魅力が持てません
セロリさんのような思いでいらっしゃる方は少なくありません。そしてそのお悩みを和らげる方法がどこかにないか、と日々探すお手伝いをさせていただいています。
当然のことながらその方法は人によって違うはずです。
幸いセロリさんは信頼できる主治医とめぐり合っていらっしゃるようです。主治医とも相談しながらすかしずつ探っていかれてください。

それを前段として思うことは、
社会復帰=お仕事として考えていらっしゃるように思われました。
そうなると60歳というご年齢が足かせになってくる、ということですね。
お仕事以外の方法はありませんか?
ご家庭で、または地域で、セロリさんを必要としていることがきっとあるように思います。
また、セロリさんの躁うつであった人生そのものが他の方々への貴重な教えの源でもあるように思います。それを生かす何かがきっとあるように思えてなりません。
奇麗事ばかりのようになってしまいますが、あきらめず、投げずに問いかけ続けていただきたいと思います。

セロリさん

お礼が大変遅くなりまして申し訳ございません。たいへん希望が持てるようなご返答をいただき、どのようにお礼を申し上げようか思案にくれていました。随分前に、医師から、そううつ病の手記を書いてみないかとか、そううつ病の患者会がないから作ってみないかと言われた事がありました。手記の方は、二年前にレジメをまとめて或る出版社に持ち込み、担当者までついたのですが、断筆しました。なぜならば、私のエピソードはたいへん滑稽で誰も忘れないほど突拍子も無い笑い話しばかりで、どんなにペンネームをつかっても「私」だと判ってしまい、両親が、親戚や知人に私の発病をひた隠しにしているのを台無しにしてしまうからです。私にとっても、今の仕事や何もかも失い、友人も去るかもしれません。ご近所だってどうでしょうか。(まあ、本がそんなに売れる事も無い、取り越し苦労ですが)患者会の方は、そのときの医師曰く、「そううつの人は治ってしまうからそうすると皆、病気を隠したがる。だから患者会が無い」と言う通りで、今の私は、精神病院に通っている事をひた隠しにし、病院には、スッピン(いつも厚化粧なので私だとわからない)で行き、お財布の中には他のカードは入れっぱなしなのに、精神病院の診察券と障害者手帳は自宅に隠しています。近所のスーパーやご近所の立ち話でもつい、図に乗ってベラベラ喋ってしまう事が有り、「可笑しい」事は近所中知っていると思いますが、入退院を繰り返したり、障害年金までもらっている「本物」だと知られてしまったら、今までとは違う感じだと思います。世間とは狭いもので、私が可笑しいと,チェックしているスーパーの店長の奥さんが友人の友人だったりとか、今更隠しても仕方ないのかもしれませんが、患者としては「隠したい」というのが本音です。体調も良くなり、テレビの深夜番組なども健常者時代のように視ますが、、切り口が新しく、センスも良く、また、新しいアーティストの作った歌は歌詞もメロディーもリズムも真似出来ないもう全くついていけない新しさです。かといって、私の場合、ぽっかり30代が病気の為に無かったようなもので、まず出産&子育てをしていない、人にもまれていない、人生が薄い,因って今44歳で歳相応の味わいの有る創作を作る事もなかなか出来ません。ほんとに私には何が出来るんだろ、何か生かせる世界が有るのかと思う一方、其れは叶わぬ「夢」として、まずは、やろうと思えばきりのない家事の幅をだんだん広げ、平凡な路を行くしかないのかなあ〜というのが現実です。

ilm 先生

精神科医ilmです。
そううつの人生を生かすというのは、本を出されるとか、そういった形もありましょうが、
セロリさんのように回復されて、ごく普通に生きている方がいらっしゃる、というだけでもまず測りがたい価値がおありになると思うのです。

>平凡な路を行くしかないのかなあ〜
まずはそこからスタートされてください。

私自身の希望からいえば、セロリさんの実体験に満ちたそううつ病の手記を読ませていただきたい気持ちは捨てがたいですが・・・

セロリさん

早速のお返事有り難うございました。>ごく普通に行きている この件に関しましては、少し違います。涙ぐましい「努力」をして、現在の状況を作っています。週に一度くらいの仕事日の二日くらい前から緊張が始まり、便通を整えたり、特に、仕事前日には家事も放棄、立ち仕事に備えなるべく横たわり、前日の晩、緊張で一睡も出来ない事を想定して、昼間から一日睡眠をとっておきます。前日は夜8時には床に入ります。仕事日には、病院で処方される貼り薬を、土踏まず、アキレス腱、腰、肩甲骨、肩に貼り、脚には締め付けるハイソックス、足に体重が掛かるので、目立たぬ色の分厚いソックスを重ね、クッション性の強い靴を履きます。職場で薬を飲めないので、トイレの個室で水持参で飲みます。勤務中、緊張で字が書けなくなる事もあり、そんなときは、店頭でつばをため、ソラナックスを飲みます。(これはあまりよくないですね)なにせ、出勤日が少ないので、成績は残さなくては会社にいずらくなります。私は勤務の日には若い人が嫌がる事も率先してやり、さぼらず、営業成績を必ず上げます。この年末の忘年会では、直属上司に、「内容の濃い仕事をしている」と評価され、「勤務日は少なくても構わないから、いつまでも仕事を続けてほしい」と言われ、涙が出そうに嬉しかったです。創作品を販売する日は20キロも太ってしまった今ですが、「デザイナー」らしく、最新のメイクをして、変わったデザインの服を着、運転免許は持っていても危なっかしい運転は諦め、自転車で移動しています。主治医の指示には基本的に厳守ですが、根本的には(?)自己流でやっています。主治医の言う通りにすると本当に還暦になってしまいます。どんなに外来が混雑していても、くいさがって毎回の診察に実を持たせるのが私のスタイル。私はいいと思った事は秘密にしないでどんどん人にも言ってしまうタイプ。だから逆に相手からも情報が入ります。その積み重ねは凄い情報量で、主治医に話し、薬を試させてもらったりしています。今の主治医は原則として薬をいじらない頑固な人ですが。前は、私より若くて美しい横顔の主治医に税金で度々逢えるなんて〜なんて時期もありました。(主治医もこれを読んでいると思うので失礼!しました)病状が落ち着いてからは新聞、図書館、本屋での立ち読みで情報を仕入れ、いいと思った事は実行したり人に言います。本の執筆に関しては、両親が亡くなってからチャレンジするかもしれません。可笑しくも大丈夫な程度のエピソードは新聞、雑誌、ラジオ&インターネットなどに投稿し、度々取り上げられます。ブログも何時か始めるかもしれません。今一番大事に考えている事は、こんな私を見捨てず、看病、そして今も多くの家事を手伝ってくれる主人への恩返しです。ビックリ料理や、コンテストで入選するお菓子作りや、洗濯だけは好きで、ただ、家の掃除が苦手で、ヘルパーさんに手伝ってもらいながら、一つ一つ片付けていくと嬉しくなる快感が最近出てきました。主人は主人の仕事の話しをよく私にしてくれ、私もあ〜でもない、こ〜でもないと、口を出し、結構私のアドバイスが役立ったりすることもあり、営業の主人のお客さんとは家族ぐるみのおつきあいとなり、私はそんな事でも生き甲斐を感じます。私は「へっちゃら」に見せるのが得意でもあり、それが欠点でもあります。うつで体がだるくてだらだらしている様な時には外に出ず、そんな自分の事は隠しています。よく、病人仲間から「いつもキラキラしていて羨ましい」と言われますが「焦らず、ゆっくり、一歩一歩」と年賀状に書いてくる様なタイプとは離れていきたいです。私は、病人でも、頑張っていいとおもうし、ダッシュしてもいい自信があったらやるべきだと思う。私はこんなでも結構自分が好き、自分が可愛い、自分の人生なんですもの自分らしく生きたいです。自己愛が強いと回復が早いかもしれませんね。今は、強い自己愛で躁をコントロールしている感じです。躁でばっかり失敗するので。この不況下で子育てもし、役職に就いた仕事をしている健常者と比べると私の人生なんてちっぽけで笑ってしまうほど惨めで、その事になると暗〜くなりますが、今、私の精一杯の愛情料理でお腹いっぱいで幸せそうに居眠りをしている主人の横顔を見ていると、これでいいのだと、自分に言い聞かせています。何時の日か、ブログを立ち上げるかもしれません。ウエブネームはイニシャル「M.k」でいくとおもいます。こんな素っ頓狂な私に何回もご返答いただき誠に有り難うございました。

三十路のしがない勤務医 先生
消化器科

三十路のしがない勤務医 先生

心のエネルギーが勝手に出ていってしまい(躁)、結果なくなってしまう(うつ)と大変な状況ではありますが、周囲からは「性格だ」としか認識されないこともあり、辛い病気です。

躁状態のときに「大きな目標」のようなものができ
達成できそうな自身もどんどん沸いてきますが
ある日それがはたと無くなるので大変疲れてしまいます。

「あせらず無理せず少しずつ」「小さな事からコツコツと」というのが最良で充分ではないですか。

私が60になる頃には、このままだと医療保険も年金も大変でもっと魅力のない世の中になってしまいます。
今はまだいい世の中ですよ。

セロリさん

お礼が遅くなりまして申し訳ございません。私は、病気になったことで、全くの仕事人間だった自分にも、「強烈な個性」が有る事を知り、また、発病した際、都会に住み、時期的にも精神科医療が整った環境で一から治療を受け、良き名医、優れた臨床心理、ケースワーカー、ヘルパー(すべて敬称略)に恵まれた事で、早い時期から小さな創作、そして大きな創作と、創作の場で自己表現する悦びを知りました。ただ、私は今、44歳、女性ですので、45歳頃から更年期が始まるのかなあ〜と自分の唯一残された可能性「感性」が大きく変化するだろうと予感しています。それで私は今、「慌てて」います。無理をすれば「うつ」になり、熱中しすぎれば「躁」になり、創作も今の私の状態では、ある一線で自分から身を引かないと「入院」となってしまいそうです。入退院時代から脱するのに14年掛かったのですから、その失敗だけはもう繰り返したくありません。こんな短い文章もうまく綴れない『たわけ』(今、住んでいる地方の方言)ですが、なにか生涯で「残したい」と思う一方、「体調は整わず」、、、。こんなことをしていて、多分,還暦をむかえてしまうのだなあ〜と感じる哀しい現実です。

笑う精神科医 先生
精神科

笑う精神科医 先生

躁うつ病の人は若いころは活発で魅力的な人が多いです。しかし、その裏側は苦しい思いを抱えてきたはず。病気が治まるとともに、華やかで活発だった面も背景化し寂しいと思います。しかし、今の自分が本来の姿だと思って、一つ一つ大切にしていくのが今の自分にも、将来の自分にもよろしいかと思います。
病気に影響されない人生をこれからも大事にしていってください。

セロリさん

お礼が遅くなりまして申し訳ございません。服薬によって最悪の状態からは脱していますが、少しずつ、たまにですが、こんな私でも、「自分が好き」と思える事が時々来ます。単なる「躁」の始まりか?いや、そうであっても、その明るい自分を楽しめるそううつ病である(うつ病だったらもっと苦しい)事に感謝しつつ、ロドピンを頓服として、活発な自分になった時、その時一番やりたい事を中断して頓服を飲み、無理にでも睡眠、睡眠に至らなくてもせめてベッドに横たわっている時間を持つなど、の応急処置にて軽躁状態で済ませるコツを覚えました。以前の主治医に躁を軽くつぶせば次ぎにくる鬱が軽く済むということや、別の主治医には頓服を飲むタイミングと分量がつかめたらそううつ病は治ったようなものだと言っていたのを思いだし、今、その段階まで来れて来たのかなあと思います。現在の主治医は漢方も処方しますが、定時の精神薬と合わせると、食前も食後も薬を飲む事になり、それがなかなか困難で、最初の主治医に「精神薬は時間で飲みなさい」と言われていた事を活用して、今、漢方優先で、漢方と精神の定時薬を一緒に食前に飲んでいる習慣ですが、ヘルパーさんから「薬は食後に飲まないと怖いよ」と指摘され、その事を主治医に相談したら無言でしたので、やはり、食前、食後と、飲み分けるのが今の私には重要なんだと悟り、食事を作る前に漢方、食後に精神薬と飲み分けを始めました。もっとも、スーパーの弁当などに頼らず、自分で自炊する回数が徐々に増えて来たからこそ出来る事ですが。そんなこんなで、現在に至っておりますが、「ほんのわずかなささやかな事にも悦びを見つけれる」繊細な女性らしい健やかなこころを持った今後の人生を送れるよう、一歩一歩いくしかないかと思っています。ご回答有り難うございました。

DM島田の植田 先生
糖尿病科

DM島田の植田 先生

何か趣味をお持ちになってはいかがでしょうか?ジョギングを始めたり、読書をされたり、楽器演奏を習われたり、映画を見たり、小説を書いてみるのも面白いかもしれません。そして、何か創作活動をされてはいかがでしょうか?

セロリさん

瞬時に大勢の方にご返答をいただき、頭の中で整理がつかないまま数日経ってしまいました。私は今、44歳。ほんの少しの仕事といっても大企業での営業。創作活動にも励んでいて、販売にも結びついています。病気に理解有る主人、友人にも救われて、主治医にもこれ以上何を望むのか〜と言われます。ただ、服薬は辞められないので、障害年金をもらえるほど体力が無くなってしまいました。体力というのは人間の基本で、自分がどんなに仕事や創作、家事にあとひとふんばりしようとしても、必ず其れを阻止します。其れで、何をやっても不完全燃焼となって、惨めな想いをします。医学的にも証明されている、精神病患者の体力の減少に関しては、今のところ有効な対策はないのでしょうか。すっかり肥満してしまって、容姿を失ったことにも失望しています。

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