Q

15才で薄毛・・

息子が頭頂部付近の毛が1年程前から薄くなりはじめました。最近では友達にも指摘されることが多くなり本人が気にするようになりました。皮膚科で受診し、頭に赤い小さな湿疹とニキビが数個でき、痒みがあるためデルモベートスカルプというステロイド剤を頂きました。「お父さんもハゲてます?」と聞かれ「はい」とこたえると、「頭皮と毛は関係ないから頭皮が治っても毛はね・・でも育毛剤は使わないで下さい」と言われ悩んでます。薄くなってる部分の毛は少し軟化してます。色々とHPをみていると子供には治療薬がないように感じるので心配です。なかなかこういう専門の皮膚科の先生に出会うのも難かしいのですね。少しでも改善できるよう、アドバイスをよろしくお願いいたします。」

質問者:かずさ さん

皮膚科専門医K 先生
皮膚科

皮膚科専門医K 先生

男性型脱毛の始まりだと思いますが、湿疹やニキビは治して下さい。ニキビでも繰り返しておりますと瘢痕化し、毛が抜けることがあります。湿疹(ふけでも)脱毛することがあります。治療はしっかりとして下さい。プロペシアは成人が対象で、年齢的には無理です。外国では使用されていると書かれておりますが、日本とたとえば北米とは医療制度が異なります。日本は保険診療で適応外処方が認められておりません。しかし、北米では医者が良いと思えば何でも処方できるのです。そこで問題が起きれば、医者は保険にはいっているのでトラブルに対応出来るのです。日本はそうなっておりません。どちらが良いというわけではありません。プロペシアも副作用があります。最近の話題として、アメリカのルージュの選手がプロペシアを飲んでいてドーピングに引っ掛かり、トリノオリンピックに出れなくなりました。禁止薬剤なのです(テレビの画像では脱毛は改善傾向になったように見えましたが)。15才の息子さんに飲ませますか?脱毛に関しては見ないとなんとも言えませんので、皮膚科専門医を受診して下さい。

かずささん

やはり男性型脱毛の始まりなのですね。アドバイスのように、まずは頭皮のトラブルの改善に努め、引き続き皮膚科を受診していきます。適切なお答えありがとうございました。

三条 先生
皮膚科

三条 先生

男性型脱毛症について、発売に先立つ治験では成人しか対象にしていなかったために年少者にミノキシジルを使用しない場合が多いようです。
美容に関する場合は生命健康に緊急の必要性がないだけに何らかの不具合があった場合の医療訴訟を恐れますから使用を勧める医師はいないと思います。

ただ、文献的には治療薬として記載されていますし、海外では使われるようです。

かずささん

そうですね、成長期なので私も不安があります。
外見上だけとは言え、なんとかできるものならば・・と投稿させていただきました。どうもありがとうございました。

三条 先生

まず男性型脱毛症でハゲた部分の再発毛は望めません。将来何らかの治療を行っても最善の場合でもその時点の状態が維持できるということに止まります。

プロペシアについて国内の添付文書にある文言は「小児等に対する適応はない。〔小児等に対する安全性及び有効性は確立していない〕」ですが、これは国内販売に先立つ治験対象としてこの年齢層から被験者を募らなかったので有効の証拠も無害の証拠もありませんと言っているだけのことで、無効であるとも有害であるとの証拠もまたありません。ミノキシジル(商品名はリアップです)についても同様と聞いております。

「小児」とは15歳までを言います。現在15歳のお子様は来年には(もしかしたら数ヶ月先かもしれません)「成人」としての治療の対象になります。加えて15歳ともなれば自分のことはかなりの程度自分で判断できる年齢であって、親と異なる自分の意見も形成される年頃です。後からでは取り返しのつかない疾患ではありますのでご本人に情報を与え検討の機会を与えるべきかと考えます。

ミノキシジルは元来高血圧の治療のための内服薬として開発されたもので外用として用いる場合の副作用に見るべきものはありません。医療用医薬品としてではなく市販できる一般薬として発売されたことからもわかります。プロペシアは最初から医療用医薬品として発売されましたが、これは内服薬であるからでしょう。

さらにご心配ならこれらの薬剤の治験にかかわった医療機関(殆どが大学病院です)で担当された医師に相談されればいかがでしょう。誰よりもたくさんの情報を保有しているはずです。

なお最近のドーピングの話題になったプロペシアについて言えば何ら運動機能に影響を与えるような作用はなく、筋肉増強作用のある薬物の測定を妨害するだけですが、服用していると他の薬物摂取の有無がわからない、だから「疑わしきは黒」と判定するというスポーツ界にだけ通用する論理で禁止薬物にされているだけで別に恐ろしい薬ではありません。
禁止薬物を真面目に避けるなら市販の風邪薬すら服用できません。そのために選手やコーチ、医師団が困惑するという話は種々の大会のたびに耳にする話ではあります。

かずささん

大変詳しくわかりやすく回答をいただき助かりました。本人もまもなく16歳になります。親の判断だけではなく一緒に話し合ってみます。どうもありがとうございます。

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