進化医学、糖尿病と糖質制限食
person40代/女性 -
こんばんは。 お世話になります。
進化医学の観点からは、人間の体は飢餓のリスクしか管理できておらず、現代の飽食にはまだ対応できていない、だから糖尿病が急増している、と見ているようです。 飢餓のときに生命を維持できるように血糖値を上昇させるホルモンは複数種類、複数の臓器から出せるのに、血糖値を下げるのはインスリンだけ、それも生産できるのは膵臓のβ細胞のみ、膵臓が疲れてもバックアップはない、ということですネ。
では、糖尿病患者に限っては、農耕が始まる以前のような、穀物を主食としない食事(糖質制限食)が有効だというのは、かなり的を得ていると思います。 最近さかんに提唱されていますので、私も興味を持ち、緩やかに実践してみています。
疑問に思ったことは、
* このような生命、人類の長い歴史の視点に立った、進化医学的な考えは、臨床のお医者様はどのように観られているのでしょうか? 糖尿病の捉え方、治療の方法が今後大きく変わっていくことはあるのでしょうか?
* 人間の歯は臼歯が幾つもあり、これらは穀物を噛み砕くためといわれています。 膵臓の進化が遅れているのに対して、歯は、すばやく農耕文明に対応できたのでしょうか? その違いは何なのでしょう?
とても気になっているので、よろしくお願いします。
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