子宮体癌の疑い、子宮切除手術を受けるべきや

person70代以上/女性 -

同じような子宮出血が前回5年前と、今回本年4月下旬にあり、MRI検査、内視鏡検査を含むいろいろな検査とフォーローの結果、前回は子宮炎症、今回は子宮体癌の疑いということです。出血は現在止まっています。今回は造影MRIとともにPETーCTを受けましたが、MRIで見出された1cmの病変部の局在がPETで判然とせず、骨盤部で腸管などと異なる限局した集積がPETで見られました。このため子宮病変なのか卵巣などへの生理的集積なのかPETで分からないとのことです。臍下レベル腹部大動脈周辺にはPETで結節状の集積亢進が見られ、リンパ節転移を疑わせるとのことです。再度、子宮を含め造影MRICTで精査を今月末に予定しています。
なお、今年6月の子宮体部の細胞診の結果は陰性です。同じ月の子宮内膜掻爬した検体の病理組織診断の結果は、悪性腫瘍の証拠なしでした。組織学的には多量の粘液とともに断片化した子宮内膜腺および内膜間質が認められています。内膜腺は萎縮調で異型は乏しく、腺と間質の比は保たれています。軽度肥大した核を有する腺上皮の集塊が僅かに認められていますが、ごく少量で変性も加わっているので、評価がむずかしいとのことです。検体には子宮内膜増殖症を含め、明らかな腫瘍性病変はありませんでした。
また、前回5年前の出血以降、毎年子宮体部の細胞診を受診していますが、いずれの年も陰性です。
以上のような検査結果を基に、先生は、癌であるかどうかは摘出しないと分からないので、子宮切除手術を受けるべきという御意見ですが、高年齢での手術に耐えうるか、手術による尿漏れなど副作用があるのではないかなどの心配があります。一方、万一癌であったら転移が心配です。
どうかよろしくお願いします。

各回答は、回答日時点での情報です。最新の情報は、投稿日が新しいQ&A、もしくは自分で相談することでご確認いただけます。

1名の医師が回答しています

お探しの情報は、見つかりましたか?

キーワードは、文章より単語をおすすめします。
キーワードの追加や変更をすると、
お探しの情報がヒットするかもしれません

協力医師紹介

アスクドクターズの記事やセミナー、Q&Aでの協力医師は、国内医師の約9割、33万人以上が利用する医師向けサイト「m3.com」の会員です。

記事・セミナーの協力医師

Q&Aの協力医師

内科、外科、産婦人科、小児科、婦人科、皮膚科、眼科、耳鼻咽喉科、整形外科、精神科、循環器科、消化器科、呼吸器科をはじめ、55以上の診療科より、のべ8,000人以上の医師が回答しています。

Q&A協力医師一覧へ

今すぐ医師に相談できます

  • 最短5分で回答

  • 平均5人が回答

  • 50以上の診療科の医師