すい臓がん疼痛管理薬剤について(2)

母(58歳)がすい臓がんステージ4bで、症状は以下のような状態です。
ここでは、疼痛コントロールについて相談させてください。
・肺転移、肝転移、腰椎転移、リンパ節転移
・GEMを1クールのみやり、中止してから1ヶ月
・胸水、腹水少しあり
・十二指腸狭窄のため静脈栄養
・嘔吐のため鼻からチューブを挿入し胃のものを排出
・腰〜右足付け根外側に強い疼痛で、寝返りうてず、仰向けにもなれない
・この数日で黄疸が出はじめる

という状況です。

癌と診断直後から、デュロテップパッチを使用開始し、今は20mgにまで量が増えました。
あとはボルタレン座薬と頓用でアンペックを使用しています。
それでも、痛みに顔をゆがめています。

一般病棟に入院していますが、院内に緩和ケアチームがあったと知り、相談しましたら、麻酔科医の検討のもとモルヒネ注にしましょう、ということになりました。
いまのパッチの量はそのまま、そこにモルヒネ注を常時滴下していく、という方法のようで、頓用で座薬は使用してもよいとのことでした。
私は素人なのでわからないのですが、ここでの別の方のスレッドや他のサイトを拝見すると、パッチはモルヒネよりも強力、というようなことも書いてあります。
すでにパッチ20mgというのはかなりの量のような気がしていますが、さらにモルヒネ注を追加することによって、効果はどれほど期待できるのでしょうか。重篤な副作用の心配はないのでしょうか。
また、てっきり、パッチからモルヒネ注に移行していくものと思っていたのですが、パッチもこのまま併用していくとのことです。
モルヒネ注は低濃度から始めるそうなので、そのせいで呼吸抑制や極端な意識障害が起きることはないとのことですが、パッチ20mgでも抑えられない痛みを、モルヒネ注の追加で、どこまで緩和が期待できるものなのでしょうか。また、モルヒネ注への移行ではなく、パッチとの併用のほうが効果があるのでしょうか。

主治医は、私が何も申し出なければ、このままパッチを増やしていくだけのつもりだったと言っていました。
そこで、私は不安になり、緩和ケア外来や、こちらのスレッドで相談させていただき、院内の緩和ケアチームに相談をもちかけ、モルヒネ注を追加する方向になったのですが、これで母の苦痛や少しでも取り除けるのでしょうか。。
あまり効果がなく、副作用のみがおこってしまうのが心配です。
今は、ホスピスのべッドの空き待ちの状態なので、時間的に転院がかなうかどうかはわかりませんが、ホスピスまでのできるだけの緩和ケアということで、明日から、モルヒネ注が始まります。
副作用も心配です。

この疼痛コントロールについて、ご意見、アドバイスいただければ幸いです。
どうかよろしくお願いします。

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