Q

非ホジキンリンパ腫について

はじめまして、私は調剤薬局に勤務する薬剤師です。患者さんの父親が非ホジキンリンパ腫であり現在、リツキサン+CHOP療法を受けておられ入院しているそうです。その患者様が、Drから非ホジキンリンパ腫の治療薬に今後経口剤が新しくでるかもしれないので外来治療できるようになりますよっといわれたそうです。患者さんは抗癌剤ですので、いつ副作用がおこるのかが心配であるみたいで本当に大丈夫なのか質問されました。私としては、非ホジキンリンパ腫????という感じでまったくアドバイスもできませんでした・・・。そこで非ホジキンリンパ腫について教えてもらいたいことがあるのですが、外来治療できる病気なのか、もし経口剤がでるとしたら我々薬剤師は患者様にどのように指導したらよいのか、また非ホジキンリンパ腫に関する情報を臨床の先生の立場からご意見があるならお願いしたいです。よろしくお願いします。

質問者:YAKUZAIC さん

芋ようかん 先生
血液内科

芋ようかん 先生

おそらく低悪性度リンパ腫に対するリン酸フルダラビンのことでしょうか?非ホジキンリンパ腫にもagressive lymphomaといって進行が速くて早期に治療が必要な型とindolent lymphomaといって進行がゆっくりのため場合によっては経過観察をしていても予後が変わらないタイプがあります。その他に病理組織分類や遺伝子の発現のタイプによりより細分化された様々な分類があり少しづつ治療法が異なります。その中でCHOP+リツキサンは最も標準的な治療法であります。この治療法も外来で施行することが可能でありますが今回リン酸フルダラビンの経口薬が使用可能になるので、より外来治療がしやすくなるという話だと思います。ちなみにフルダラビンの注射薬は慢性リンパ性白血病にしか保険適応されていないのです。

YAKUZAICさん

リン酸フルダラビンは知っております。確か保険適応外で移植手術の時にも使用されることがある薬ですよね?先生はこの薬は使用したことがあると思いますが、もし経口剤で非ホジキンリンパ腫の適応があるとしたら、私のような町の調剤薬局にも処方は来る可能性はあるのでしょうか?もしあるとしたら我々薬剤師に患者様に服薬指導の際にこれだけは伝えてもらいたい内容などはないでしょうか?現在は注射だけですけれども、経口剤が出たとしても副作用はほぼ同じくらい現れると考えるのが薬学的判断なのですが、副作用を患者様に伝えるにあたってどういった指導をしたらいいかアドバイスしてもらえば幸いです。
よろしくお願いいたします。

芋ようかん 先生

リン酸フルダラビンに限らず抗がん剤の説明は十分注意して行うべきでしょう。フルダラビンは注射でも非血液毒性はほとんどありませんでした。ただ免疫抑制は強いため感染症には要注意です。白血球の値と関係なくリンパ球の機能が低下しますから。経口でも同様だと思います。多くの薬剤は血液毒性以外が比較的少ないのですが慢性骨髄性白血病に使用するイマチニブなどは色々な注意がひつようです。現実的には副作用が発生した場合院外処方であっても病院に直接問い合わせてくることが多いですがそれが理想的とは思いません。服薬指導については様々なものがありますができましたら地域の薬剤師会を通じて抗がん剤の勉強会を地元の専門医の先生と定期的に開かれたらよろしいかと思います。血液内科、乳腺外科、消化器外科、呼吸器内科位が多いのではないでしょうか。

YAKUZAICさん

今後も癌領域の治療を勉強していきたいと思っております。もしわからないことがあればまた質問させてもらってもよろしいでしょうか?今後ともよろしくお願いいたします。

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