Q

眼底出血について

糖尿病性の眼底出血についての質問です。

眼底検査をして、出血が認められた場合でも
その後、血糖値のコントロールをすることによって
進行が止まったり、眼底出血が無くなることは
あるのでしょうか?

質問者:MIKA さん

眼の専門家 先生
眼科

眼の専門家 先生

眼底出血がすでに生じているということは、網膜の血管が長年の高血糖で弱ってしまった結果です。つまり、糖尿病の治療で血糖値が落ち着いても、それだけで弱ってしまった血管が完全に修復されるわけではありません。よって、出血が減少したり消失するケースは少ないです。

また、血糖値が安定してからでも、眼底出血がさらに増え続け、網膜症がどんどん悪くなるケースもあり、特に注意が必要です。眼科専門医による定期的な眼底検査は、血糖値の良し悪しにかかわらず、一生不可欠と思ってください。

眼底出血と一口に言っても、その状態は千差万別です。内科的治療だけでいいケースや、眼科的に(レーザーなどの)治療が必要になるケースもあります。さらに、高血圧や貧血を合併していると、糖尿病性の眼底出血がさらにひどくなることもあります。個々の患者様の状態に応じた治療が必要ですので、かかりつけの内科医と連携可能な眼科専門医の診察をお受けになるのがいいでしょう。

MIKAさん

ご回答いただき、ありがとうございます。

今のところ、眼底出血など合併症は
起こしていないのですが、20年も病気と
過ごしていると、どうしても「合併症」の
心配が出てきます。
また、病気や合併症に対しての「思い込み」も
あるかもしれない、という不安や疑問から、
主治医の先生に対しても、質問することが
多くなりました。

このサイトでも、随分と勉強させていただきました。
「眼底出血」に関しても、今までは
『長年の高血糖が続いたために、毛細血管が破れた』と
思っていましたが、

>網膜の血管が長年の高血糖で弱ってしまった結果

だと読ませていただき、納得しました。
他の合併症でも、そうですが「血管が脆くなる」という
表現が当てはまる病気(合併症)が多いのでしょうか?

高血糖によって「血管が脆くなる」ということは、
血糖のコントロールによって「血管が丈夫になる」ことも
あるのでしょうか?

hero2005 先生
全科

hero2005 先生

網膜の出血は、脆い弱い血管が新生して、それが破れることにおこります。レーザーにて弱い血管を焼いてしまいます。この治療をおこない、出血の予防をするとともに、血糖のコントロールをおこなうことが、それ以上の進行防止や網膜はく離の危険性を避けるため必要です。

その後の定期的な眼科受診による経過観察と必要なら追加治療を行います。血糖値のコントロールが重要なことはいうまでもありません。自分の眼を守るために、できることを実践するのが肝心です。

MIKAさん

ご回答いただき、ありがとうございます。
叔父が眼底出血による視力低下で、レーザー治療を
行っていました。
叔父とは、あまり話す機会がないので、
先生方にお聞きした次第です。

眼底出血による視力低下を起こした場合、
レーザー治療によって、視力回復があるのでしょうか?
それとも、進行防止でしかないのでしょうか?

いち内科医 先生
消化器内科

いち内科医 先生

まずレーザーなどの治療が必要ですが、その合併症もさまざまです。血糖値をコントロールすることでさらなる出血を予防していかなければなりません。眼底出血が全くなくなることはないかもしれませんが、予防に全力をそそいでいくことになると思います。

MIKAさん

ご回答いただき、ありがとうございます。
眼に関わる合併症は「眼底出血」の他に、
どのくらいあるのでしょうか?
やはり、その症状により治療方法は
異なるのですか?

hero2005 先生

合併症というより、要注意といった程度でご理解ください。高齢となると、すべてのひとで白内障の危険性が増してゆきますが、糖尿病の場合には、よりリスクが増すとされています。糖尿病でない方にも共通することですが、紫外線対策が重要です。

外出時につばのある帽子の着用、紫外線カットのめがね(色が濃すぎないサングラス)が有効です。

紫外線カットされていない「濃すぎる色つきめがね」では、瞳孔が開いてしまい、逆効果になりかねません。要注意です。

MIKAさん

注意するにこした事は無いですね。
普通、白内障とかは高齢になると見られる
症状ですが、糖尿病の場合は、年齢に関係なく
注意をした方がいいのでしょうか?

hero2005 先生

生きているかぎり、必ず年をとります。若いひとも、いつかは高齢者になります。

そして、紫外線の効果は蓄積してゆきます。糖尿病は白内障のリスクのひとつですので、若いときから注意するほうがよいでしょう。

私は、屋内でもめがねは紫外線をカットしたレンズを、外出時は必ず、帽子とサングラスを着用しています。最初は、照れくさかったのですが、今は「マイスタイル」として周囲も認識してくれるようになりました。いろんな、帽子でおしゃれを楽しんでます。

できる努力は、照れずに堂々とやりましょう。若いときからちゃんと対策していたら、「糖尿病でないヒトより白内障のリスクが軽減できるかも」なんて考えたりして、うれしくなるでしょう。

MIKAさん

>「糖尿病でないヒトより白内障のリスクが軽減できるかも」
>なんて考えたりして、うれしくなるでしょう。
それは、思います!
定期検診で、毎月病院に行きますが、ちょっと普段と違う
症状があると、先生に相談できますから。普通の人って
よほど症状が悪くならないと病院に行かないじゃないですか?
その人たちと比べたら、持病はあるけど・・・健康管理できる
環境にあることを嬉しく思います。

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