Q

Joggingとインスリン

年齢56歳、男、体重58〜60kg、海外営業、糖尿病暦20年、アマリール:朝2錠、夕2錠、リピトール:夕1錠、ムコスタ(胃潰瘍予防)毎食1錠を服用してきました。
Jogging暦20年、フルマラソン年 2回、ハーフはその時々で、日常的に昼7km、土日17km〜25kmJoggingしています。時速10km〜8kmくらいのゆっくりです。(月平均150km〜250km、年2000km〜2500km)
ヘモグロビンA1cが9を超え(出張で食事の乱れが恒常的に)検査入院をしています。
インスリンを一日4回うっています。
入院5日目(今日)で朝の血糖が108まで下がってきました。
眼底出血等の合併症はでていません。
足の動脈硬化が、年齢の比でぎりぎりのところといわれました。頚動脈は問題ないと。

さて、こういう状態で、退院後のJogをどうしたらできるかという質問です。
主治医の先生に聞きました。
先生の患者さんに、私のようにJogを長い時間する人がいないので、すぐに答えられないといわれました。
少なくとも、インスリンを始め2ヵ月後の眼底検査結果をみてから再開すべきでしょうとも。
Jogの最中に血糖値をはかることも必要でしょうとも。
Jogの最中といわれても、どの位の時間?距離?季節変動もありますし・・・・
20年もやっているので、健康の為もありますが、もう習慣になってしまっていて・・・
インスリンを始めた直後のJogについてアドバイスお願いできれば嬉しいです。

質問者:torya さん

hero2005 先生
全科

hero2005 先生

以前から運動されているので、一般的な注意事項は省略します。心血管系のリスク、自律神経の反応性のリスクについては、定期的な人間ドック時の負荷心電図などで評価してもらってください。

インスリンを始めたときのリスク
1.HbA1Cの改善が急激に起こるときは
網膜の血管新生にともなう網膜出血
運動強度に注意が必要です。定期的な眼科受診を。

2.低血糖のリスク
運動により、インスリンの感受性が高まることや消費したカロリー補給が追いつかないことにより起こります。運動時はグルコースと携帯電話を忘れないことが大事です。

3.補食の工夫とインスリンの追加
運動による食事量の増加。仮に20〜25kmを走るとして、これにより1000kcal程度の増加が必要となります。3回の食事でとろうとすると、低血糖と高血糖の繰り返しといった状態になります。運動の難しさは、低血糖よりむしろ、血糖上昇を押さえてカロリー補給増加をいかにして行うかということに尽きます。補食時のインスリンも考えると、インスリンの回数を2〜3回増やす必要があるかもしれませんが、それは実際に、運動してみての血糖の変動を見てからのことでしょう。補食時のインスリン量の決定は、結局は、こまめな、血糖測定により、一人ひとり決定してゆくしかありません。

まずは、3ヶ月間は、こまめな血糖測定を行いながら、ウォーキングから始め、低血糖を起こさないことを確認し、その間に眼底に変化ないことを確認します。一日10キロていどのウォークがら始め、少しずつのばしてゆきます。

走る前、走った後の血糖測定、補食の効果も記録してゆきます。自然と補食の必要量もわかってきます。

インスリンは細胞内へ糖を取り込んでくれます。インスリン使用前よりずっと速く、楽に走れるようになります。ただ、いえることは、健康のためであるなら、一日5キロ以上のジョグはむしろ、糖尿病のコントロールを難しくするので止めたほうがいいと思います。

あくまでも、趣味として、好きだから走るというのでしたら、それなりの工夫をしましょう。まあ、こんなやり方で、インスリンを打ちながら、昨日、50キロマラソン走ってきました。糖尿病の人でも、フルやウルトラマラソン、トライアスロンをやっている人はたくさんいます。リスクを理解して、対策をたてると大丈夫です。最後に、くれぐれも、急に長い距離を走らず、少しずつ距離を伸ばしましょう。補食の適否は体重の変化と血糖値のコントロールを指標にするといいですよ。

hero2005 先生

一日5キロ以上のジョグを止めたほうがいいといったのは以下の理由によるもので、うまく、管理できれば問題はありません。私自身の経験からいえば、ちょっと面倒くさいということです。

1.カロリー補給のための食事量の増加に伴う血糖コントロールの問題。

2.日ごとの運動量に大きな変動があると、インスリン量の決定の煩雑さ

3.低血糖のリスク

hero2005 先生

実際に、ジョグ始められるときには、具体的な質問をお待ちしております。月間400〜500kmのジョグやウォーク、300キロのバイク(自転車)、筋トレなどをやっております。フルマラソンのトレーニングや大会参加時の注意点、さらに補食時のインスリンのことなど、具体的に助言できることもあると思います。

いち内科医 先生
消化器内科

いち内科医 先生

ジョギングができる体であれば、ジョギング中に注意することは低血糖でしょう。低血糖の症状にはめまい、吐き気、ふらつき、冷や汗などが一般的ですが、ひどい場合には自分で気付くことはできません。そのため、ポケットにはブドウ糖をしのばせるだけでなく、自分が糖尿病でありインスリンを使用している旨を記載したカードを持参してください。自己血糖測定器を持っていれば持参して走ることが良いですが、実際ジョギングにものを持っていくのは面倒ですよね。急いで帰宅して測定するとういのが実際でしょうか?また、家族の方やランニング仲間には低血糖について説明しておくと安心です。

いち内科医 先生

ジョギングと食事の時間関係や、ジョギング前後の血糖値の変動が知りたいところです。また、私もジョギングが趣味ですが、ジョギング中の水分補給はどうされていますか?ジョギング中の低血糖が怖ければ糖入りドリンクも手ではあります。いずれにしろジョギングでいかに血糖が変動するかがポイントとなります。
また、出張で食事が不規則という点も大切です。仕事のことにはあまり口を出せませんが、食事が血糖値に最も影響していそうですから、検討してくださいね。

toryaさん

早速のアドバイスありがとうございます。
平日は昼休み(食事前)、休日は朝(食後)、出張中もだいたい朝(食事前)、Jogにでます。
退院後、周回コース(家の周りをぐるぐる回る)で、血糖の変化をチェックしてみます。チェックのしかたとしては;
1.決められたカロリーをとる。
2.Jog前に血糖チェック。
3.Jog1時間後に血糖チェック。
まずはこんなところでしょうか?
それとも30分単位でしょうか?
水分の補給は、大会ではこまめにしていますが、日常のJogではほとんどしません(夏場は、公園の水のみばで)。これからはこまめにするようにします。
スポーツドリンク(ノンカロリー)より、水のほうが良いのでしょうか?
出張時の食事、じつはこれの方が、Jogより大敵なのです。苦慮しています。
まずは、美味しいものが目の前にたくさん出てきて、欲望に勝てない。次に、カロリーがわからない。
結果、ひどいことになっていた。
食欲を抑えるには、まず目にしないことが一番だと、経験的に、思います。
食欲に関し、何かお知恵があれば、お願いします。これは心理学のほうでしょうか?

hero2005 先生

ジョグについて食事前はやめましょう。理由は、
1.低血糖をおこす危険性が高い。
2.低血糖をおこしたあとは、逆に高血糖へ移行しやすい。
つまり、血糖値が急低下と急上昇を繰り返してしまいます。水分補給は、原則、水でするほうが簡単です。もちろん、距離が長くなれば、塩分補給も必要となりますが、10キロ以内なら水だけでいいと思います。
補食は、カロリー表示があるビスケットが薬局にうってあります。5キロごとに150〜200キロカロリー程度の補給を目安にして、血糖値の変動を調べてみましょう。
最後に、食欲をコントロールするには、食べたものがどれくらいカロリーがあるかを理解するとブレーキにできます。本屋さんに、この献立は○○カロリーと書いた本があります。単品での説明、献立ごとのもの色々です。これらの本を、写真集を眺めるがごとく、出張の移動時間に見るものカロリーの学習には役立つと思います。これたべたら○○キロ分だなんて計算するのです。楽しいことをするため、できるだけ、楽しみながらのお勉強が、長続きします。是非、安全第一にを心がけましょう。

hero2005 先生

体重が5キロごとに150〜200.

体重が60キロならば、走る距離の5キロごとに150〜200キロカロリ−を目安に

すみません、途中の言葉が抜けてました。もちろん、この追加は、運動しないときの一日量に追加しての意味です。

toryaさん

早速のアドバイスありがとうございます。
以下教えてください;

1.心血管系のリスク、自律神経の反応性のリスクは、今回の入院で行って検査、PWV(何の略語わかりませんが、脈派伝道速度検査とあります)、頚動脈エコー、腹部CT、腹部エコー、頭部CT、心臓超音波、筋誘発筋電図でカバーしていると理解してよろしいでしょうか?
人間ドックでは黙っていてもこれらの検査をしてくれるのでしょうか?(行った事がありませんでした)

インスリンを始めたときのリスク
1.HbA1Cの改善が急激に起こるときは
網膜の血管新生(血管が新たにできるということですか?)にともなう網膜出血。
実は主治医の先生にも言われたようですが、よく理解できていませんでした。今、理解できました。
2ヵ月後に眼科検診があります。その時までJogはしないように言われました。

2.低血糖のリスク
グルコースと携帯電話を忘れないようにします。
グルコースって砂糖でしたか?自分で調べます。

3.補食の工夫とインスリンの追加
これがこれからの課題です。
1000kcal程度の増加をどうやってやるのか?その時にインスリンの量・種類は?
主治医の先生に相談します。また、皆様のアドバイスもお願いします。
3ヶ月間は、10kmのウオーキングを行い、まめな血糖測定を行います。
血糖測定頻度はどうでしょうか?ウォーキング後のチェックということでよいのでしょうか?
その後、Jogに移っていきます。
ウオーキングだけで我慢できるか、自信がありませんが・・・

健康目的で始めたJogも、今では生活の一部になっています。HbA1cが平常に近いときは、フルマラソンを4時間ちょっとで走りました。今は、5時間かかります。
早く走りたいのではなく、前と同じく楽しく走れるようになりたいと思います。

”まあ、こんなやり方で、インスリンを打ちながら、昨日、50キロマラソン走ってきました。”

心強いお話です。

<独り言>
病になって、それから目を逸らし、後悔しているたくさんの人を見てきました。
全力を尽くし、その結果をきちんと、後悔なしで受け止める、そんな風に生きていきたいと思います。
今後とも、アドバイスよろしくお願いします。

hero2005 先生

グルコースとはブドウ糖です。大きな薬局で買えます。大きな袋入りよりも、錠剤みたいにしてパックされたものが便利です。大塚のもの、ドイツ製のものがあります。

1000キロカロリーの追加食事は、分食(食事回数を3回でなく5〜6回)にします。 妊娠糖尿病の方でも、食事回数を増やすことによって、一回量をすくなくするやり方をします。

以前が、フルを4時間なら、おそらく、記録は向上するでしょうが、同じ時間でもっと楽に、ゆとりを持って走れるようになると思います。そして、走った後の筋肉痛が、はるかに軽くなりますよ。

あせらず、ゆっくり始めてください。私は、走り始めるまで、半年我慢しました。「ジョグという趣味は、見方をかえると個人のワガママでもあります」。自己責任という言葉もありますが、自分がやりたいことをするための、自己管理が重要です。長く楽しく趣味を続け、周囲の人の協力を得られるため一歩ずつがんばりましょう。いつか、フルの大会でお会いできる日を楽しみにしています。

toryaさん

アドバイスをいただき、またJogにでる元気がでます。
主治医の先生とアドバイスをもとによく相談をして、ゆっくり始めます。
再開後、血糖の値、補食の様子など、また、ご連絡いたします。
どこかの大会でお会いできることを楽しみに。

感謝。

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