バルプロ酸ナトリウムがもたらすデメリットの原因
person20代/男性 -
『双極性障害の可能性が高い』ということで、二ケ月ほど前にデパケンRを処方され、バルプロ酸ナトリウムの血中濃度の安定を400mg/dayにて認めるに及び、当該量の服用を継続しています。
確かに気分は安定傾向にあるのですが、食事量・運動量の変化がないのに(あくまで主観的なものですが)体重が著しく増加し(服用開始時より約5kg)、おまけに頭の回転効率までかなり低下しました。
これらの症状が発現する原因として、素人ながらも真っ先に思い浮かぶのが甲状腺機能低下症ですが、血液検査では何の異常も認められませんでした。
デパケンRによる精神状態の振幅範囲の狭隘化という好ましい効果の代償だとしても、やはり不本意な体重増加と知能の低下は不快きわまりないです。
かといって、バルプロ酸ナトリウム起因性のものならば、精神状態を最優先すれば服用を中止する訳にはいきません。
それでも、これらの不可解かつ受け入れ難い症状の原因だけでも知りたいと思い、質問させていただく運びとなった次第です。
前口上が長かったのでなるべく端的にお聞きいたしますが、体重増加に関してはバルプロ酸ナトリウムの服用によるソマトスタチン及びアドレナリン濃度の低下(前者でインシュリン分泌量と栄養吸収率が増加し、後者で褐色脂肪細胞の不活性によるエネルギー消費量の低下が誘発)、知能の低下に関してはソマトスタチン濃度の低下(アルツハイマーにおける大脳皮質内の同物質の減少からの演繹)が、それぞれの原因として考えられないでしょうか?
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