大腸癌(粘液癌) 侵襲度と再発リスクについて
36歳 男
2011/3下旬に直腸癌診断、
4月中旬に腹腔鏡手術を受けました。
結腸と直腸の境で肛門からは遠かったため、人工肛門は免れました。
5/2に病理検査結果が出て、
・ステージIIIa 患部付近リンパに1箇所転移
・高分化ながら、深部に粘液癌の所見
侵襲度高い
・静脈侵襲 ly3
・リンパ侵襲 v2
・CEA 1.9
・CA19-9 9
で、
FOLFOXを勧められました。
主治医の抗癌剤の選択肢としては
A: FOLFOX
B: UFT+ユーゼル
(Aよりも数%効果は落ちるが、抗癌剤は実施したほうがよい、
仕事やQOL上、Aが受け入れがたい場合の選択との事)
大腸癌研究会
大腸癌治療ガイドライン 各論
5 化学療法 1)補助化学療法
http://www.jsccr.jp/guideline2010/guideline0.html
には、「MOSAIC 試験の 6 年追跡データでは,FOLFOX4
療法と LV5FU2 療法の 6 年生存率は,それぞれ73.0%および 68.6%であった。」
と書いてあり、生存率が4.4%しか変わりません。
FOLFOXは副作用が強く、46時間点滴+1日は、
しんどくて働けない場合もあると聞いており、
その場合、一時休職しなければならず、社会生活にダメージが大きいですので、
4.4%しか違わないのであれば、できれば、錠剤のUFT+LVで済ませたいところです。
粘液癌という所見と、ly3、v2という高侵襲度、
の危険性から見てやはりFOLFOXが至当なのでしょうか?
また、再発率は 通常ステージIIIa 30%に対し、
何%位なのでしょうか?
(医師は言葉を濁しがちで、40〜50%くらいかと言ってましたが、
ひょっとしたらもっと上?)
粘液癌、高侵襲度の危険性、再発リスク%、それに対する抗癌剤種類の妥当性、
について、総合的に教えていただけると助かります。
各回答は、回答日時点での情報です。最新の情報は、投稿日が新しいQ&A、もしくは自分で相談することでご確認いただけます。