卵巣ガン しょう液性境界悪性腫瘍IC期で抗がん剤は必要ですか?

30台前半の女性です。婦人科を受診して、左側卵巣に腫瘍の疑いがあるとのことで以下の2回の手術を行い、しょう液性境界悪性腫瘍IC期と診断されています。
1回目の手術:左側卵巣の摘出(術後の病理検査でしょう液性境界悪性腫瘍と診断、脈管侵襲あり)、腹水細胞診はIII疑陽性
2回目の手術:1回目の手術で脈管侵襲の疑いがある点と、腹水細胞診はIII疑陽性であった点を踏まえて、大網と後腹膜リンパ節の切除(術後の病理検査で転移なし)、腹水細胞診はV陽性(悪性細胞あり)

腹水細胞診がV陽性(悪性細胞あり)であったことや、脈管侵襲があったことから、今後の治療として主治医から抗がん剤治療(TC療法)6ヶ月をすすめられています。挙児希望があるため妊よう性温存を希望しており右側の卵巣と子宮は温存していますが、抗がん剤治療により残した卵巣が機能しなくなるリスクがあると聞いているため、悩んでいます。

金原出版の卵巣がん治療ガイドライン2010年版や治療ガイドラインの解説では、境界悪性腫瘍I期では化学療法は必要ない(予後に差はない)と記載されているのですが、やはり上述の状況では抗がん剤をしたほうがいいのでしょうか?もちろん自分の命が最優先とは理解していますが、子供を希望しているため不要な抗がん剤治療は行いたくないというのが正直な気持ちです。
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