残像
person30代/女性 -
同居していた祖父が朝お風呂で亡くなっているのをみつけました。高齢と心不全等病気がちでしたので、誰のせいでもないと皆さんから励まされました。
しかし、前日の夜遅く、いつも入らない時間帯にお風呂に電気がついており、脱衣所を確認して祖父が入っていることに私は気づいていました。その時は物音と咳払いが聞こえたので、直ぐ上がるだろうと思いそのまま声もかけませんでした。
その翌日、かたくなった祖父を見つけました。
祖父の行動には長年苛立ちを感じており、私自身話すこともほとんどありませんでした。母を困らせている姿をみて何度いなくなればいいと願ったことか。その私の思いが今回の事に繋がったのだと思います。
わたしが祖父の命を奪ってしまいました。
あの最後の姿が脳裏に焼きついています。眠れないし、お風呂場に近づくこともできません。
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