今後の治療法を教えてください
卵巣がん治療にあたってお伺いします。
2004年9月に卵巣がんの診断を受け,同年10月に子宮と卵巣の全摘出手術を受け,手術後にTJ療法を3週毎6コース受け,CT上からは腫瘍がみられなくなり,その後は月1回の採血 ,3ヶ月に1回のCT検査などを受けてきました。
2006年1月に再発が確認され,再度TJ療法を開始したものの,その2回目でカルボプラチンに対するアレルギーが出て, 3回目以降はタキソール単剤での治療となりました。予定された6コース終わった5月時点では,1月の頃から腫瘍の大きさは変わっていないとのことでした。そのため,引き続きタキソール単剤を続けることになり,再発後通算8回目の治療を昨日終えたところです。
これまでCA125の数値は,手術前には174だったものが,TJ療法6コースを終えた時点で7.6まで下がり,2005年7月には5.8まで低下しました。しかし,同年8月に11.1,9 月に7.2,10月7.4と経過し,11月には10.3と上昇に転じ,12月15.7,2006年1月には25.4となり,再発が強く疑われる経過をたどりました。
再発後ずっとCA125の値がおよそ10付近で推移しておりましたが,再発後通算8回目の治療を行う今回,直前の値が12に上昇しました。再発時も値の変化としては小さいものの,マーカーには上昇の兆しが現れていましたが,どうやらマーカーには顕著に表れるタイプの腫瘍ではないようです。タキソール単独の効果も薄くなってきたのか,と気がかりです。
これまでいろいろ調べたところでは,卵巣がんの場合,化学療法の効果が出やすい,しかしながら再発も高率でみられる,平均余命は30ヶ月程…,などの情報を目にしてきました。これらの情報と,今回の経緯を考え合わせると,まさに典型的な経過をたどり,行く末が気がかりでなりません。カルボプラチンへのアレルギーなども心配な材料です。
この状況で,取りうる対策はどのようなものがありますでしょうか。タキソールに続く化学療法がどのようなものがあるか,化学療法以外にも単独であるいは併用して効果的な治療法があるものか,さらには近年になって卵巣がんに効果的な治療法が確立されたのか…。よいものを取り入れて,何とか改善を図りたい一心です。
先生方のアドバイスを,何卒よろしくお願い申し上げます。
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