Q

悪性リンパ腫のマーカー

私は4年前に悪性リンパ腫に罹り現在までに左鼠頸部を初め右頸部、左腋の下と最初の一年間に次々と切除手術を受け、放射線照射や抗がん剤治療を行って来ましたが、昨年鼻の奥に又発生したが、以前に放射線を照射した場所に近接しているため放射線治療が出来ずに抗がん剤治療のみで何とか現状では落ち着いております。
悪性リンパ腫の腫瘍マーカーとしてはIL-2レセプターとLDHの値が参考にされているようですが、私の場合IL-2の値もあまり大きくならずLDH値は抗がん剤投与を続けたときのみ400位まで上がりますが通常は180前後で安定しています。
主治医はマーカー値では把握出来ないので年に2回の割合でPET検査を行うようになりました。
私の様なケースは一般的なのでしょうか?
病状の監視にもっと簡便な方法は無いのでしょうか?
この病気の完治はどのような状態になればよいのでしょうかご指導下さい。

質問者:HK さん

hemato 先生
血液内科

hemato 先生

最近はPETが保険適応があり、悪性リンパ腫の治療効果判定や早期の再発の診断に欧米では一般的に用いられています。しかし、日本ではPETがある病院が少なく、費用も高いので、なかなか一般化されていません。LDHや可溶性IL-2Rが急に上昇した場合は、再発の可能性があるので、簡単に血液検査で調べる方法としては、一般的に用いられています。しかし、感染や他の原因でも上昇するので、CTやエコーなどと一緒に経過を見ていくのが一般的だと思います。また、組織型によって、LDHや可溶性IL-2Rが上昇しないものもあります。

HKさん

ご指導有難うございました。
兎に角病気との根競べが必要なようなので細かいことにあまり気にせずに生活していくのが一番と悟りました。

芋ようかん 先生
血液内科

芋ようかん 先生

可溶性IL-2レセプターはある程度リンパ腫の病勢を反映するものですが単独で治療効果の判定に用いることはありません。基本的には骨髄を除いて腫瘤性病変が残存しているのかどうかを検索することで治療効果の判定をします。CTやMRIは腫瘍の大きさ、PETは腫瘍の活性を見る上で併用することが多いです。治療中であれば3ヶ月毎、終了後であれば6ヶ月毎くらいが目安だと思います。可溶性IL-2レセプターはリンパ腫の種類でも発現がことなりますので単純にいくつだったら再発しやすいとか予後が悪いとはいいきれません。

HKさん

有難うございました。
ご回答でIL-2レセプターは腫瘤性病変の残存を検索し治療効果の判定の参考に供する様に理解しましたが、病変の発生経緯や治療経過、各検査数値を発病以来の4年半の間を時系列的にグラフ化してみたところ、抗がん剤投与で最初数値は下がるものの徐々に数値が上がり、抗がん剤の投与が終了した1ヶ月後位からまた下がります。
抗がん剤でIL-2やLDH等の値が一時的に上昇するものなのでしょうか。この4年間に3度抗がん剤治療を行いましたがいずれも2ヶ月目位から数値が上昇しています。

芋ようかん 先生

この検査はLDH同様に純粋な腫瘍マーカーではなく膠原病のような自己免疫疾患や感染症など色々な因子の影響を受けます。抗ガン剤が直接影響している可能性は低いと思います。いずれにしろCRP同様欧米ではあまり評価されていない検査です。

HKさん

ご指導有難うございました。
今後とも気長に病気と付き合っていくことにします。根競べになるかも・・・。

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