乳がん術後治療について

以前、母の乳がん手術の件でお世話になったさつきです。 手術の前の質問の際は、色々とありがとうございました。あの後、手術も無事終わり、現在、放射線治療中で、毎日暑い中、がんばって通院し、今月下旬頃には終了のようです。その後、抗がん剤治療を受けるようですが、その選択について、今回は質問したいので、よろしくお願いします。
まず、術後の病理結果によると、診断では、「アポクリン癌・ER(−)、PgR(−)、Her2:0 ・ グレード1」、また、切り取った大きさは約2cm、それから、センチネルリンパ節とその周囲のリンパ節を少数除去しましたが、検索リンパ節9個に対し、転移は0個でした。さらに組織所見では、「広い好酸性細胞質を有するcancer cellの浸潤、8mmの結節、周囲脂肪組織への浸潤」「Keratin(+)、CK7(+)、vimentin(−)、Her2:0」でした。
ER(−)、PgR(−)なので、ホルモン感受性のない癌のようで、放射線治療後、全身治療をするなら、ホルモン治療はできないので、化学療法(抗がん剤治療)になると伺っています。
ここで、以下の質問があります。

1.アポクリン癌 というのは、あまり調べても詳しいことが出てこないのですが、どのような癌でしょう?悪性(癌)の中でも極悪タイプですか?転移しやすさは どうでしょう?
2.「Keratin(+)、CK7(+)、vimentin(−)、Her2:0」 は どういうことを意味するのでしょう?
3.好酸性細胞質を有する癌 とは どういうことでしょう? 色んなタイプの癌細胞があるのだと思いますが、多くの癌細胞は好酸性なのですか?これは、酸性の成分を好んで取り込むということ、それとも細胞質が酸性を示すということでしょうか?
4.治療について、抗がん剤治療はせず、放射線治療で終了することは、良くないでしょうか?
5.抗がん剤治療の場合、現在、下記の2つの方法を提示して頂いているようで、母は選択する必要があるようです。
A. 点滴 5Fu・ メソトレキセート 1日目と8日目に行うのを 28日/1クール×6クール さらに 内服薬 シクロフォフハァミド 1〜14日
B. 点滴 エピルビシン ・ シクロフォスファミド 1日目 と21日目(?) 21日/1クール×4クール
それぞれの副作用(吐き気・各方法による脱毛の程度の違い、薬剤による別の発がん性・内臓など身体への負担 等々・・・)があれば、詳しく教えてください。
6.上記のBの方法について、母の聞き違い、もしくは私の解釈の間違いかもしれないのですが、「1日目 と21日目 21日/1クール」 であれば、1クール21日間中に1日目・21日目に点滴を行い、また翌日22日目には2クール目の点滴を行う・・計4クールで8回点滴、ということですか?

色々調べていると、乳癌患者さんは、ホルモン感受性の癌でホルモン治療の方が多いようなので、母の癌種は珍しい(特殊?)タイプなのかしら?、薬は癌種によっても違うのかしら?薬の影響など、あまりネットで調べても出てこなくて・・・。
毎回、多くの疑問・質問があり、すみませんが、よろしくお願いいたします。

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