肺癌。リンパ節切除の有効性について

はじめまして。リンパ節切除の有効性について教えてください。

71歳の父親が肺癌の疑いで手術を受けることになりました。状況は
・CTでは、はっきりと、13mm程度の腫瘍が写っている
・PETでははっきり光っている
・気管支鏡検査では病変は認められるが癌だとは確定できない
・場所は肺野部(6部とか言われました)
・胸膜に浸透しているかどうか微妙(放射線科医の所見では浸透無し)
・リンパ節への転移はなさそう
・腫瘍マーカーは正常値より少し高い程度
・骨シンチ、頭部CTは異常なし
ということで、手術をすることになりました。

執刀医の話では、
・3個所穴をあけて、まず腫瘍区域(6部)を取り出す
・顕微鏡検査を行い、悪性でないならそれで終わり
・悪性なら穴のうちのひとつを大きく(4cm程度)して、関係するリンパ節、下葉全部を切除する

という判断のようです。

WEBでいろいろ調べてみたところ、区域切除と全葉切除では、再発率は有意な差が見られるが、5年生存率には有意な差は見られなかったという報告を見つけまし。
(http://www.akiba.gr.jp/tcp1/ns-d-0603(-).htm)
手術後のQOLを考えると、本人に充分な体力があるなら下葉全部を切除するのも良いと思いますが、あまり体力がないなら残したほうが良いのではないかと思って
いるのですが、専門家はどのようにお考えか教えてください。

また、リンパ節切除についても何か出ていないかと
思い、調べたのですが見つけることが出来ませんで
した。

術後のQOLを考えるとリンパ節は出来るだけ残したほうが良いのではないかと思います。
リンパ節に明らかな転移がない場合でも、リンパ節を切除したほうが5年生存率などの治療の効果に改善が見られるのかどうか知りたいと思っています。

以上、よろしくお願いいたします。

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