病院でいただく漢方薬の処方のされ方について
大柴胡湯と大柴胡湯去大黄という漢方薬がありますね。
薬剤名はご覧の通り後者は前者から大黄を抜いたものであり
保険適応時における対象の疾病も両者ともほぼ同じものです。
効能についても同様です。
さて、たとえばツムラ大柴胡湯エキス(8番)の場合ですと
「通常、成人1日7.5gを2〜3回に分割し、食前又は
食間に経口投与する。なお、年齢、体重、症状により
適宜増減する」
という一文が添付文書にあります。1包2.5gを3回で1日量です。
コタローの大柴胡湯去大黄は1日9g(3g×3)という違いが
ありますが、ほぼ同様の説明が記載されてました。
お尋ねしたいところはここからなのですが、
瀉下作用ある大黄を使うと不具合があること場合もあり、
たとえば朝だけ「コタローの大柴胡湯去大黄」(3g×1)を処方して
いただき、昼・夜はツムラの大柴胡湯(2.5g×2)を処方していただくと
いうようなことは保険診療における漢方では実際、可能なのでしょうか?
同じようにたとえば頻尿への処方として朝・昼だけ八味丸、夜だけを
六味丸というようなことも可能なのでしょうか。
よろしくお願いいたします。
各回答は、回答日時点での情報です。最新の情報は、投稿日が新しいQ&A、もしくは自分で相談することでご確認いただけます。