直腸SM癌のESD施術後の追加手術について

person50代/男性 -

直腸癌をESDにて切除いたしました。保険会社への診断書には「直腸Raに5cm大のIs+IIa あり、生検で tub2、TNM分類=T1・N0・M0、SM以深、非浸潤癌、病期=1」 と記載がありましたが 「TNMのN0は実際にリンパ節を確認した訳ではないのでNXとするべき」 とも言われました。ESDで癌そのものはきれいに切除され、検査の結果も垂直断端=陰性で 2010年ガイドラインの 「外科的切除が望ましい」 には抵触しないとの事。但し、 浸潤度=1000μm以深、静脈侵襲=v1 (lyは0)が見られ、 追加治療の適応基準の 「一因子でも認めれば、追加治療としてリンパ節郭清を伴う腸切除を考慮する」 に当たるとも言われました。
今の状態は10%前後のリンパ節転移の可能性があるが逆に90%程度はリンパ節転移がないとも言え、10%前後という数字をどう考えるか、また、腸切除を考慮するという文言をどう判断するかは最終的には患者が決定しなければならないとも言われました。実際、直腸の外科手術を受けた人からは術後、かなりの確率で機能障害が出る旨の話も聞いており、また、仕事の関係もあって 最終的には追加腸切除の手術はせず、5年間の経過観察を選びました。
その決定の背景には外来主治医の 「追加腸切除手術の結果、リンパ節転移がなくて良かったが 一生、機能障害と付き合わなければならないなんて・・・」 と考える患者が多くいることも 「追加腸切除手術をしても数%は遠隔転移の可能性は残る」 事、最近では追加の腸切除手術ではなく、経過観察を選択する患者の方が多くなっているという話が後押しした事も否めません。ですが正直、その選択で良かったのか、腫瘍マーカーの数値が上がった時では手遅れではないのか(直近では1.4と8)悩んでいる次第です。先生方であれば私の症例の場合はどの様に判断されますでしょうか?ご教示頂ければと存じます。よろしくお願いいたします。

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