出産は何歳くらいまで可能 ?? 2
*【卵子の冷凍保存】による妊娠出産の現状 *
* 先日,他のホームページにて下記の記載がありました。
【◎今回報告された、卵子急速凍結法(Cryotop)は、人間の卵母細胞(卵子)の冷凍保存の問題の種々相を解決する新しい道を切り開く、高率の冷凍方法です。
◎Cryotop方法は、最初は羊と牛の人工受精のための研究チームで開発されたと述べています。これは一種の不凍液を使用します。卵子から水分を取り除いて、氷晶が形成され破損するのを防ぎます。
◎この方法を使用して、凍結・解凍された卵母細胞の90パーセント以上の生存率と、卵母細胞が受精して、女性に移植された後に、約42パーセントの高い妊娠率を達成しました、この妊娠率は、私たちのクリニックで新鮮な卵子を使用する場合の達成率と、ほぼ同じです、と報告しています。
◎111個の卵子を冷凍し、94.5パーセントが冷凍・解凍を生き残り、90.5パーセントはICSIを使用することで受精しました。そして、受精卵の50パーセントは受精卵移殖のために上手く成長しました。
◎12の妊娠が、29の受精卵移殖から生じました。妊娠率は41.9パーセントで、新鮮な卵子を使用する場合の42.5パーセントとほとんど同じです。
◎双子1組を含む、11人の健康な赤ちゃんが生まれました。2つ妊娠が失敗に終わりました。女性は25〜37歳でした。
◎従来の遅い冷凍・解凍方法は、20年の間、ヒト胚(胎児)の補助妊娠に首尾よく使用されていますが、卵母細胞(卵子)ではうまくいっていません。
◎ヒト胚の解凍後の生存率はおよそ85〜90パーセントです。今、急速凍結法(Cryotop)方法を使用して、私たちは90〜95パーセントの卵母細胞の解凍後の生存率を達成することができますと述べています。卵子の冷凍保存を、女性のための本当の選択肢にすることが可能です。
(2006年6月の発表より抜粋)
http://www.rda.co.jp/topics/topics1660.html】
* アメリカ等の海外では【卵子の冷凍保存による出産】が行われていても,日本では,(精子の冷凍保存は一般的でも)希少な【卵子の冷凍保存】は未だに行われていない現状。
* 切実に妊娠・出産を希望する女性が排卵を終えてしまう前に(出産不可能となる前に),独身の時から【卵子の冷凍保存が可能】な医療制度と体制を早急に作って頂きたいと思います。
* 先日,医療系のTVを見ていた時に,「研究,開発中の途上の治療等に関しては医療費は無料」と料金に関する問い合わせに対して国公立大学の医師が回答されておりました。 国内の大学病院等で研究・開発されていても良い内容だと思いますが,【卵子の冷凍保存】による妊娠・出産の国内の現状に関する情報(行っている病院,医療制度,料金,etc,)をご存知の方がいらっしゃいましたら,是非,ご返答,コメント等宜しくお願い致します。(医師以外の方のコメントも可です)
P.S.「卵子急速凍結法(Cryotop)」等,最新情報などもお寄せ下さい。
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