十二指腸癌と脳梗塞
person70代以上/女性 -
昨年11月に母が十二指腸癌と宣告され余命はもって一年と医師から伝えられました。癌は他にも転移しており手術は無理との事でした。最初は本人も家族もショックで大変でしたがすぐに気持ちを切り替えて「母ちゃん!一緒に頑張ろう(^o^)/」と家族全員明るく過ごしていました。母も「母ちゃんはまだまだ負けないぞ!」と気合いが入っていました。食事が採れないので癌の治療の前に胃と腸のバイパス手術を行い1ケ月後に退院しました。術後の体力が回復するまで自宅療養し外来で抗がん剤治療が始まるのを待っていました。しかしその母が先日意識を失い自宅で倒れ救急病院に運ばれました。原因は脳梗塞でした。病院のベッドに横たわる母は左脳に損傷があり失語と右側が片麻痺の後遺症が残ってしまいました。言葉は発せず「うー、うー」とうなり声がたまに出る程度です、時折眉間にシワを寄せ悔しそうに涙を流しています。私は生まれて初めて神様を恨みそうになりました。癌で苦しむ母、おしゃべり好きで明るくて強い母から大切な声と言葉まで奪うなんてと。
そして抗がん剤治療と回復リハビリのどちらを優先させるかと担当医師から告げられ家族で話し合った結果、会話が出来ず体の自由がきかない母に抗がん剤の副作用はつらすぎると回復リハビリを優先させることにしました。おしゃべり好きな母に命尽きるギリギリまで会話は続けさせてあげたい、そう思っています。しかし少しでも話す事が出来るようになるでしょうか?
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