脳梗塞で倒れた祖父の容体について(1)
person70代以上/男性 -
はじめに長文となってしまいましたことお許しください。
93歳の祖父についてなのですが、祖父は今年の8月25日に脳梗塞になり今は療養病床にいます。
発症時は一人暮らしでしたので救急車で病院に運ばれるまでの間に二時間程経過しており、私が駆け付けた時には「息してください」と頻繁に看護師さんに呼びかけられている状態でした。また握っている私の手の甲に爪痕がつくほど祖父の右手に強い力が入っており、血圧が上がるから力を抜くようにとも何度も看護師さんに言われていました。
その時お医者様からは、「首にある太い血管に出来た血栓が右脳にとんだ。ここ三日が山でしょう」との説明があり、くわえて右手は動いているが無意識によるもので本人に意識はないとのご見解をいただきましたが、入院から三日間のあいだは、家族が「右手をあげて」と言うと挙げてみせたり、扇子を渡すと煽いでみせたり、何か言葉を出そうと苦慮しているといった様子を確認することが出来ていましたので、それを改めてお医者様にお伝えし「それでも希望的観測は出来ない」と言わてしまうも、家族としては僅かな期待を胸に日々経過を見守っていました。
ですが、その後一、二週間のあいだに脳浮腫が酷くなり、細菌による合併症から微熱も下がらず、両手足はむくみ、意思疎通も困難といった状態に陥り、お医者様から「血圧も下がらないし脳の腫れもひかない、軽い肺炎もおこしている。若い方なら症状回復も見込めるが、このケースだと私の看てきた限り大体の方が命を落としてしまう」と、再度ここ五日が山だと告知されてしまい、その時は流石に家族も覚悟を決めていたのですが、発症一ヶ月を過ぎたあたりからゆるやかながら回復し幸運にも現在に至っています。
今は話しかけると稀に両目を開き鈍い動きではありますが追視したり、また何か話そうと口を動かしながら僅かな鼻音を発したりもします。
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