上行結腸がんの大動脈周囲のリンパ転移について

person30代/男性 -

1.状況
母親(60代。特記すべき病歴なし)が、
腸閉塞の疑いで緊急入院したところ、
大腸がん(上行結腸がん)が発覚。
主治医からの術前説明
・小腸や遠隔リンパ(大動脈周囲)にも転移
・手術の目的はがんの根治ではなく、食事可能に腫瘍部を切除して小腸と大腸を吻合すること
・腹水と卵巣の腫れが見受けられる。

手術後の説明
・吻合は無事完了。
・片方の卵巣にがん浸潤しており両側共摘出。
・腹水からはがん細胞は検出されず。
・リンパ郭清はD3迄実施して、がん細胞が検出。
・大動脈周囲のリンパへの転移は最大15mmで複数ある。取れない。
・今後は化学療法として、
FOLFOX,FOLFIRI
XEROX,SOX,
また、臨床試験としてSOXとSIRの組合せを提示。

質問1.
大動脈周囲リンパの転移は標準ガイドラインで郭清対象外と理解していますが、文献で領域外リンパへの積極的郭清の予後が良好な症例もあり、第一希望は根治術を希望します。上記の状況で大動脈周囲のリンパ転移への郭清は可能またはどの程度効果がありますでしょうか?

質問2.
リンパへの転移巣へは放射線治療は出来ませんか?

質問3.
抗がん剤は上記の中でどれがよいと思われますでしょうか?理由も教えて下さい。
本人は経口剤を希望しており、臨床のSOX・SIRかXEROXで考えているようです。

質問4.
厚生省認定の先進医療の
・樹状細胞及び腫瘍抗原ペプチドを用いたがんワクチン療法
・自己腫瘍・組織を用いた活性化自己リンパ球移入療法
・自己腫瘍・組織及び樹状細胞を用いた活性化自己リンパ球移入療法
で、大腸がんを原発巣とするリンパへの転移巣に有効な療法はありますか?
また、自己腫瘍はホルマリン漬けになっていますが大丈夫でしょうか?

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