脳外傷後、熱発後の認知機能低下について

person60代/女性 -

2月に交通事故による左硬膜外血腫・右脳挫傷(出血あり)、急速な出血による脳ヘルニアにて緊急オペ後遷延性意識障害となった母について。事故後2か月かけて、簡単な質問に手を握って回答したり笑顔をみせたりと、医学的には遷延性意識障害脱却の評価はないものの確実にコミュニケーション能力は取り戻してきました。しかしながら4月28日より高熱、抗生剤投与も解熱せず声掛けにも反応しない日が続きリハビリも床上リハに切り替えた日々が3週間続きました。そしてやっと5日ほど前から解熱傾向にあり、声かけに開眼するようになりました。しかしながら、開眼しても認知していない時が多々ありこちらの質問や指示に反応することは全くありません。ほんの少しだけ笑顔を見せてくれたり目で追ったりしてくれる程度で熱発前に比べると認知機能低下は顕著です。5月11日頭部MRIの読影結果は再出血の所見なし、複数の陳旧性脳梗塞巣の確認。ここ数日でみられる熱発前に比べ低下した認知機能は、脳血管性認知症といえるのでしょうか?それとも熱発により体力低下し認知機能が一時的に下がっただけなのでしょうか?思えば、熱発前のコミュニケーション能力にも日々波があり可能なときとそうでないときの差がありました。たまたま熱発が挟まっただけであり脳血管性認知症が進行しているのか?と疑い質問させていただきました。読影結果詳細は、右側頭葉・左後頭葉に皮質を含む陳旧性梗塞とみられる破壊的所見、また左頭頂葉深部皮質を主体とした破壊的変化、両側大脳深部白質・脳室周囲白質に慢性虚血性変化とみられるT2延長領域散見とされています。

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