妻の死を受け入れられない

2013/11/24

85歳祖父ですが、妻の死を受け入れられないのか、突然痴呆になってしまったのかわからず戸惑っています。
祖母が約一か月の入院で先日亡くなりました。
祖父は入院中毎日病院に通い、マッサージを続けて家族全員が見送る中で息を引き取りました。
病院では、亡くなった事はわかったようですが、その日すぐに葬儀場(家族控室)に安置され、一緒に一晩過ごした時に本当に穏やかな顔をしていて生きてるよ。と言い出しました。しかし、私から見ても本当に生きているようで、その時は祖父の言葉にも違和感を抱きませんでした。
次の日お通夜だったのですが、その時から今日は退院だから車いすを借りてきてほしいと言い出しました。親戚が集まっても全快したらまた挨拶に行きますと言っていました。
お骨を拾っても、これはおばあさんじゃない。何で骨まで拾わないといけない?と、ずっと一人でしゃべり続けています。
自宅に祭壇とお骨を置いているのですが、この骨はおばあさんのではなくて一時的に誰かのを預かっているだけだ。と言っています。でも、お線香はあげています。他人のお骨と思っているならなんでお線香をあげるのかハテナなところもあります。
今日も、車いすや電動ベットを買いたいがどこで売ってるのか?といいます。
しかし、亡くなったことがわかっているのではないか?という発言も節々に感じられないこともありません。
また、政治経済の話をしたり、祖母の話以外は普通です。買い物もできます。
祖母が亡くなる前はかなりしっかりしている祖父でした。
亡くなっていることはわかっているけど、生きていると口に出すことで気持ちを落ち着かせているのか。でもおばあさんをいつ迎えに行くのかなど聞かれたときにどう対応したらよいのかわかりません。話を合わせるのか現実をしっかり伝えるのか。
また、一時的なものなのか心の病のようなものになってしまったのかどうしたらよいでしょうか。