診察情報の研究や活動への利用・共有について(3)
症例検討会等、内内での情報共有・研究活動について教えて下さい。
前回(2)の質問と重なりますが、患者が、心理・医療関係者にも、個人が特定できる内容を隠しても情報を共有される事を避けたい、研究や活動への利用を一切されたく無いと思っており、それを医師に伝え、約束している場合について、下記の内容に回答をお願いします。
精神科・診療内科の治療では、かなり個別の価値観・人生・秘密、等、深い内容に触れ、日記や過去の経験等の資料の提出もある場合があり、患者の人格権や著作権が意識されるくらいの内容を扱う事があるかと思います。正式な論文にする場合には本人確認が絶対必要かと思いますが、症例検討会などでは、どうでしょうか?
無断で使う事は許されていますか?
精神面の経緯やケアーを含めた個別の内容を研究会で発表する際の一般的倫理観について教えて下さい(個人が特定できる情報は隠されている事は既に前提で、内容の発表についての問いです。)。
普通の感覚で考えれば、倫理違反・約束違反になるかと思いますが、何らかの特別な理由で許されているようであれば、理由も含めて教えて頂ければ幸いです。
宜しくお願い致します。
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