長年透析による下肢閉塞性動脈硬化の治療方法

person70代以上/女性 -

今月83歳になる母は、多発性嚢胞腎により腎不全となり59歳から今まで
24年間透析していますが、その結果血管の石灰化が進み、昨年11月頃か
ら左足指先の虚血による痛みを訴え入院中で、下肢閉塞性動脈硬化と診断さ
れています。動脈硬化の箇所は、左足腸骨動脈が主で、ほかに浅大腿動脈に
も何か所か血流の悪い箇所があります。担当医から、(a)バイパス手術、
(b)血管内カテーテル治療(風船、ステント)、(c)血管再生治療(先進医
療)を検討して戴きましたが、(a)については血管が硬くなり過ぎていて困
難、(b)については場所が足の付け根でありステント治療ができない場所で
あるが、切断寸前状態になったら(時間稼ぎにしかならないものの)風船
治療をダメ元でトライしたいとのことでした。また、(c)は近くの大学病院が
認定病院でしたので聞いて戴きましたが、動脈硬化の箇所がかなり上部
(足の付け根付近)であるため足先の毛細血管が増えたとしても血流改善
には効果が少ない、また、予算があるので80歳以下の患者しか対象にでき
ないとの説明でした。現在の治療としては投薬((A)血流改善、(B)痛み止め
)のみとなっています。
そこで、以下について教えて戴けませんでしょうか。
(1)上記(a),(b),(c)以外に考えられる治療方法はないのでしょうか。
3~4カ月後の切断をじっと待つしかないのでしょうか。
(2)(c)は本当に効果はないのでしょうか。
 ((c)ができない理由が「効果がない」ならば納得できますが、「予算が
ない」ならば納得がいきません。先進医療はもともと保険がきかない
自己負担と認識していますが、病院や大学の予算となぜ関係があるの
か理解できません。)
(3)仮に切断した場合、その後は車椅子生活でかつ透析は必要となるもの
の、それ以外は通常の生活を送ることができると考えてよろしいでしょ
うか。

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