肺がんの脳転移
person50代/女性 -
妻は一昨々年の9月末に左肺に腫瘍があり背骨や腰骨や頚部へも転移してい
ることが判明しました。イレッサが効くことがわかり、同年10月からゾメ
タの点滴とイレッサの処方を通院により受けておりました。肺の腫瘍のレン
トゲン映像は当初よりかなり小さくなり、また血液検査の腫瘍マーカーや骨
転移関係の数値もかなり改善し、主治医もずっと「イレッサやゾメタがよく
効いていて血液検査の数値も大した問題はありません」という趣旨の意見を
言ってくれていましたので、私たちは喜び、感謝しておりました。ところが
去年のはじめ、妻の左手の動きと声がかすれたようでおかしく感じたため、
主治医に相談しましたところ、MRIの検査をしてくれ結果は脳に多数の腫
瘍が転移しておりました。私たちは驚き、「順調です。イレッサがよく効い
ていますとしか聞いておらず、腫瘍マーカーも問題なしなのに、なぜこんな
ことになったのですか」と聞きましたら、「肺がんは脳に転移しやすいので
す。また検査した腫瘍マーカーも、脳転移はわからない」と言われました。
肺がんは脳転移しやすいことや腫瘍マーカーでもわからないなど私たち素人
である患者や家族にはわかるはずもありません。主治医は私たちに情報とし
て知らせるべきだと思うのです。そうすれば私たちは予防のため定期的にMRI検査をお願いしているので、もっと初期の段階で腫瘍の脳転移が分か
ったはずだと思うと非常に残念でなりません。そこで質問させていただきま
すが、日本において通常、肺がんの脳転移に関する情報は患者に説明しない
のでしょうか?また脳転移が分かる腫瘍マーカーは無いのでしょうか?この
2点についてよろしくお願いします。
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