金属ステントを入れた場合の放射線治療の可否について
person70代以上/女性 -
前回のご質問に関連し、2点ご質問させてください。放射線科の先生のご見解を伺えればと思います。
【状況】
母(80歳)のすい臓がんに関して。黄疸が出ていたため、プラスチックステントを入れて減黄しTS-1を開始後、1か月で詰まって胆管炎となり、再度プラスチックステントを留置。主治医からは金属ステントへの交換を勧めらる。TS-1はその後再開予定。
【ご質問】
1) 金属ステントは一度入れると基本的に取り出せないということですが、なんとかして、入れた金属ステントを他のドレナージ方法に置き換え、後日放射線治療をする方法はないでしょうか。(万が一でも、化学療法で転移が消えた場合に備えてのご質問)
2) 金属ステントを入れると放射線治療はできないと主治医の先生から伺いました。その後のセカンドオピニオンなどでは次のように微妙に意見がわかれていました。
・某重粒子センターホームページ →不可
・上記重粒子センターのある大学の消化器外科(セカンドオピニオン)
→一般的には金属ステントが入っていると放射線治療はできないが、放射線科の先生によるとあてられる場合もあるとのこと。どのようなケースなのかは、放射線科の先生でないとわからない。
・某民間トモセラピークリニック →金属ステントがあっても放射線をあてるかどうかは医師の考え方による。当院ではあてているが問題は起きていない。
・某民間放射線科クリニック →金属ステントがあっても設備の整った所であれば問題なく放射線をあてられる。
・某民間の大きめの病院 →金属ステントの有無は影響する。(はっきりした回答なし)
そもそもなぜ金属ステントがあると放射線があてられないのか私が理解できていないため、なぜこのように施設によって考え方が異なるのか、うまく呑み込めないでいます。どのように解釈したらよいかご教示いただきたく、よろしくお願いいたします。
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