母指CM関節症と腱鞘炎

person50代/女性 -

患者は50歳女性。両母指CM関節症。
転倒で両手を強打し、右母指CM関節を3年装具固定しました。
右手を庇う動作のため、左母指CM関節にも同様の所見があり、複数指に腱鞘炎を指摘されています。

CM関節症は、初期には外科治療も検討されましたが、手を良くする術式がなく、装具・シーネ中心の治療です。
10年の経過は、初診から一貫して、現在の手外科主治医が診ています。

一昨日の診察で、自分にとっては、左手の痛み腫れよりも、右手の「バカになった」感覚が不便で、ここに来て、ひと月に3枚もコンタクトレンズを紛失したことを伝え、「今年は右手を良くすることが願いです。」と言うと、主治医は頭を抱えて机に伏せて、
「難しいんだ。」
と答えられました。意外な反応でした。

以前に、腱鞘炎の外来手術を見せていただいたこともあり、腱鞘炎の手術で手のIADLが向上するなら、考えても良いというようなことは、長年の治療の中で、自分の考えを伝えたことがありますが、それはないということなのでしょうか?

握力測定の指示(左から計るように)が出て、左39:右29 でした。
主治医は、字は書ける、と言い、ハンドセラピーのための指示箋が出て、初回のハンドセラピーでは、腱鞘炎のために動きが悪くなっているので、21℃の水で5分冷やし、毎日家でもそれを続けて、また来週のハンドセラピーの予約でした。

主治医は、何が難しいと考えたのか、おわかりになる範囲で、教えて下さい。

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