心房頻拍(PAT)の診断、治療について

person40代/男性 -

頻脈発作で上がり方は1~2分で急激にレート140から160以上に達し、下がる時は数分かけて90~100位に落ちます。複数の循環器科(ホルターで捕捉)で波形は洞調律、開始と終わりが瞬間的でないから病的でなくメンタルと言われましたが、心療内科ではパニックは否定されました。
しかし、大変苦しい発作が頻回に起きるため、大学病院を受診したところ「確かに波形は洞調律に見えるが、洞結節に近い心房頻拍の可能性があり、その場合の波形は洞性頻脈と同じになる」「開始と終わりは数分だが、心房頻拍にもこういう場合がある。突然というのは、病的な場合の判断でそう言われているが、そうでない場合もある」と言われました。正直、複数の循環器科専門医が自信を持って言っていた「開始と終わりが瞬間的でない」とは180度違う見解に驚いています。
又、2極誘導のホルターでは洞性頻脈と心房頻拍の区別が困難な場合があり、確定診断は、不整脈誘発試験しかないと言われました。

 そこで質問ですが、
1.「開始と終わりが瞬間的でない」を以って、病的な不整脈を否定できるわけではないということでしょうか。
2.もし病院にある12極誘導心電図で発作が捉えられれば、(誘発試験を行わなくても)洞性頻脈と心房頻拍の区別は、可能でしょうか。
3.こちらのサイトの不整脈専門医先生が、別の回答の中で、心房頻拍は心房筋の自動能によるもので自然治癒するケースがある、との答えがありました。これは稀ではなく、それなりにあるケースでしょうか。それは投薬なしで収まってしまうことがあるということでしょうか
4.誘発試験を行っても、心房頻拍は誘発されない場合があると聞きます。誘発試験やカテアブはリスクもあると思いますので、リスクをかけてまで行って何も成果がない可能性があるのでは、最初は投薬で様子を見た方が良いのでしょうか。

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