肺がんステージ４ タルセバ+アバスチン併用の検討

60代/女性 - 2015/07/30

＜状況＞
70歳、女性、非喫煙者。
一年ほど前に肺がん（線がん）で右肺中庸を内視鏡で切除。
最近、両肺の下側に10ヶ所以上の影が出現。
その後の骨シンチ、CT、ペット検査などでは、その他の原発癌や転移は無しと判明。
前回の切除時に、ガン細胞はEGFR遺伝子変異陽性でExon19欠失変異と判明済み。
現在、がんの確定検査をせずに現在タルセバ150mgを約２ヶ月投与中。
１か月目のＣＴでがんの縮小を確認。

肺がんを調べていてJO25567 の論文を確認。
>概要：同じEGFR遺伝子変異陽性の日本国内の患者グループで、
>タルセバ単独とタルセバ・アバスチン併用のグループで治療した結果、
>がんを抑制する期間の中央値はタルセバ単独が9.7ヶ月、併用が16ヶ月とのこと。
>また、副作用のリスクの度合いも致命的なものはない。

また、担当医より、がんの耐性に対抗する新薬が１年程度を目安に出る可能性があることを教えていただきました。
その薬は AZD9291（アストラゼネカ開発中）ではないかと考えています。

今はタルセバで治療を続けて、日進月歩で出てくる新薬を待ちましょうと言われております。

＜質問＞
1.患者が強く望めば途中で、タルセバ単独から、
　タルセバ+アバスチンの併用投与を依頼できるものでしょうか？

2.仮に途中で上記併用に変更したことを理由に、
　新薬の治験に参加できなくなったり、AZD9291が出た際に利用できなくなったりということがあるでしょうか？

3.タルセバが効かなくなると、同様の標的型（イレッサやジオトリフ）の薬も、ほぼ効かなくなると聞いていますが、途中で別の抗がん剤治療（数か月）を挟んでの２回目のタルセバという選択肢は一般的にはありえないでしょうか？

4.ご自身でしたら、タルセバ単独とタルセバ+アバスチンのどちらを選びますか？